【記者のひとこと】グーグルの技術で内製化支援

コラム

2022/10/14 10:00

 デジタルトランスフォーメーション(DX)の実現に向けて、国内のデジタル化が加速しています。それに伴い、企業の「内製化」に対する関心が高まっています。

 グーグル・クラウド・ジャパンは、無償の開発支援ワークショップ「Tech Acceleration Program(TAP)」を軸に、企業の内製化支援強化を図っています。TAPは、同社が提供するサーバーレス製品やコンテナ製品など、実際の開発で活用される製品を用いて、アプリケーションのプロトタイプ開発やアーキテクチャ設計をサポートします。

 同社の安原稔貴・技術部長は「グーグルは多くのサービスを開発し、運営をしながら改良を重ねている。(TAPでは)そのエッセンスを伝えられる」と説明。内製化に取り組みたいが何をしたら分からないといった企業も多い中で、最新の技術を提供、課題解決を目指します。

 9月には、六本木オフィス(東京)にTAP専用エリアを開設。利用しやすい環境も整ったことから、今後、TAPを活用して内製化に取り組む企業が増加するのではないかと思います。(岩田晃久)

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