【記者のひとこと】脱炭素化に向け、待ったなし

コラム

2022/10/04 10:00

 NTTコミュニケーションズとオムロンは10月3日、製造業の脱炭素化に向けたシステム構築での協業を開始すると発表しました。NTTコミュニケーションズが得意とするITインフラ技術と、オムロンが得意とする製造業向けの自動化技術を持ち寄り、製造現場のデータをメーカーやサプライチェーン各社の間で共有できるシステムの開発を目指します。

 今回の協業の背景には欧州の動向があり、メーカーに対し、サプライチェーン工場などにおける二酸化炭素排出量の報告義務を課すよう法的整備が進んでいます。欧州が作る新たなレギュレーションによって、企業の脱炭素化に向けた取り組みはコンプライアンスの問題となり、待ったなしの状況になっていくと思われます。

 NTTコミュニケーションズは今後、「Catena-X」や「SCSN」など、欧州の製造業で用いられている各種データ連携基盤と相互接続できるプラットフォームの構築を目指していくそうです。国際的な脱炭素化に向けた動きに合わせた製品やソリューションを展開するIT企業は、これから本格的に増加していくでしょう。(大畑直悠)

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NTTコミュニケーションズ、製造業向けの脱炭素支援でオムロンと協業

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