【記者のひとこと】強力タッグで拡販

コラム

2022/09/02 10:00

 ネットワールドは、米CrowdStrike(クラウドストライク)とディストリビューター契約を結びました。国内の顧客層の拡大を狙うクラウドストライクとセキュリティ事業の強化を図るネットワールドの思惑が一致したことが背景にあり、今後は全国で顧客獲得を目指します。

 今回の協業の特徴は、ネットワールドがクラウドストライクのパートナーでは世界初となる「サポートパートナー」となったことです。外資のセキュリティベンダーの場合、機能が優れていても日本語対応が不十分だったりすることで、ユーザーの利用が進まないケースは珍しくありません。クラウドストライクは日本語対応を進めていますが、ネットワールドが独自で日本語サポートや技術支援といったサポートを提供することで、これまで以上に、ユーザーが利用しやすく、リセラーが販売しやすい環境が整いました。

 記事では、ネットワールドの森田晶一社長とクラウドストライクの日本法人代表の尾羽沢功・ジャパン・カントリー・マネージャーに今回の協業について話を聞きました。高成長を遂げているクラウドストライクですが、今回、ネットワールドと強力なタッグを組むことで、セキュリティ市場での存在感がより高まっていきそうです。(岩田晃久)

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ネットワールド クラウドストライクのディストリビューターに 販売網を生かし顧客層の拡大狙う