【記者のひとこと】人生100年時代に向けて

コラム

2022/06/27 10:00

 「人生100年時代」といわれています。単に寿命が延びているというだけでなく、ライフプランの立て方や働き方に大きな影響を及ぼす可能性も秘めています。決して、他人事ではない人生100年時代、どのように対応していきますか。

 一つの対応策として、ITコーディネータの資格を取得することを、税理士でありITコーディネータでもある菅沼俊広氏が勧めています。菅沼氏は、ITコーディネータインストラクターとしてセミナーを数多く実施しているほか、大学院で講義した経験もあります。

 定年後の働き方について、「法人設立手続きに時間と費用を要する」「小規模な法人であれば、個人事業主と信用度は変わらない」「年間利益が多くなければ節税メリットはあまりない」という点で、個人事業主として起業することが望ましいとも訴えています。独立系ITコーディネータとして、定年後の働き方を考えてみてはいかがでしょうか。(佐相彰彦)

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【定年後に勧めるITコーディネータの活動(後編)】高年齢者の希望を尊重