【記者のひとこと】ワサビの味を何と呼ぶ

コラム

2022/06/21 10:00

 「辛い食べ物」というと、唐辛子やタバスコのような香辛料やカレーのような料理が思い浮かべられますが、これらに加えて「鼻にツーンとくる」などと表現される日本原産の植物、ワサビも辛い食品として知られます。ただ、唐辛子などの舌が熱くなるような味と、鼻に刺激がくるワサビの味は、同じ「辛い」でもだいぶ違うように思えます。

 中華料理の辛味のことは一括りにして「麻辣(マーラー)」と呼ぶことがありますが、中国語にはこれ以外に辛味を表す言葉として「辛(シン)」があり、これにはユズなど、日本では辛味として認識されないような味も含まれるといいます。また、英語で辛いを意味する言葉には「ホット」「スパイシー」がありますが、ワサビの辛さは「ホット」だそうです。日本語では全部「辛い」ですが、食文化の違いによって表現はさまざまです。

 先日、「Wasabiテクノロジーズ」というクラウドストレージのベンダーを取材したのですが、この特徴的な社名は、「ホットストレージ」(アクセス頻度の高いデータを格納できるストレージ)を提供していることから、「ホット=ワサビ」という連想で付けられたとのこと。ワサビの爽やかな香りは、日本的な感覚からするとむしろ「クール」な印象がありましたが、熱い味でもあることを覚えておきたいと思います。(日高 彰)

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