【記者のひとこと】怪しいメールにはご注意を
グローバルセキュリティエキスパート(GSX)は、2021年12月に東証マザーズに上場を果たすなど、業績が好調に推移しています。
同社の強みの一つが教育事業です。特にメール訓練サービス「トラップメール(GSX標的型メール訓練サービス)」は約7500社で利用されています。「怪しいメールを開いてはいけない」と長年、いわれ続けていますが、攻撃手法が巧妙化していることもあり、メールを原因としたセキュリティインシデントは減少する気配はありません。そのため、セキュリティ教育の一環として利用する企業が増加しているそうです。
取材の際、GSXの青柳史郎社長に企業がトラップメールを利用したときに、どのくらいの確率でメールを開封してしまうのかお聞きしたところ「セキュリティ教育の取り組みにより差はあるが、それでも多くの企業の従業員の方が引っ掛かり開封してしまう」と話していました。
さまざまなコミュニケーションツールが利用されていますが、ビジネスにおいては現在もメールが一番活用されています。セキュリティ製品が高機能化したことで、受信フォルダに届くスパムメールは減っていますが、それでも届くものは届きます。少しでも怪しいと感じたメールは開かないようにすることが重要です。私はセキュリティの記事を多く書いている立場のため、セキュリティ事故を起こしてしまったら目も当てられない事態になってしまうなと日々、思っています。今後はより一層、注意しなければと取材後に気を引き締めました。(岩田晃久)
【記事はこちら】
グローバルセキュリティエキスパート 中堅中小のセキュリティ市場に照準 21年末に東証マザーズに上場し業績は好調
同社の強みの一つが教育事業です。特にメール訓練サービス「トラップメール(GSX標的型メール訓練サービス)」は約7500社で利用されています。「怪しいメールを開いてはいけない」と長年、いわれ続けていますが、攻撃手法が巧妙化していることもあり、メールを原因としたセキュリティインシデントは減少する気配はありません。そのため、セキュリティ教育の一環として利用する企業が増加しているそうです。
取材の際、GSXの青柳史郎社長に企業がトラップメールを利用したときに、どのくらいの確率でメールを開封してしまうのかお聞きしたところ「セキュリティ教育の取り組みにより差はあるが、それでも多くの企業の従業員の方が引っ掛かり開封してしまう」と話していました。
さまざまなコミュニケーションツールが利用されていますが、ビジネスにおいては現在もメールが一番活用されています。セキュリティ製品が高機能化したことで、受信フォルダに届くスパムメールは減っていますが、それでも届くものは届きます。少しでも怪しいと感じたメールは開かないようにすることが重要です。私はセキュリティの記事を多く書いている立場のため、セキュリティ事故を起こしてしまったら目も当てられない事態になってしまうなと日々、思っています。今後はより一層、注意しなければと取材後に気を引き締めました。(岩田晃久)
【記事はこちら】
グローバルセキュリティエキスパート 中堅中小のセキュリティ市場に照準 21年末に東証マザーズに上場し業績は好調