【記者のひとこと】駅で健康状態を把握

コラム

2021/11/12 10:00

 自分の健康状態を把握する機会は年に1度の健康診断のみという人も多いのではないでしょうか。健康は大事だと分かっていても、普段の生活の中でなかなか健康状態を調べる機会がないというのが実情だと思います。

 JR東日本と日鉄ソリューションズは、「駅チカふらっと健康測定」と題して健康測定による健康意識・行動の変化を検証する実証実験をJR横浜駅で実施しています。3Dセンサーに向かって歩くだけのキネクトを利用した歩行姿勢測定システムによる「歩行姿勢」、左手指先で血管年齢とストレスを同時に測定する「血管年齢・ストレス」、肌のセルフチェック「肌年齢」、靴のまま体組成が測定できる「体組成」を測定できるそうです。

 限られた項目ではありますが、駅で気軽に健康状態を調べることができるこの取り組みはとても面白いなと思いました。実証実験ということなので、2社が検証結果をどう今後のサービスに展開していくのか楽しみです。個人的には通勤路や自宅に近いターミナル駅で同じようなサービスを提供してほしいです。

 私は、運動不足、偏った食生活など不健康な日常を過ごしている自覚があります。もう若者と呼ばれる年齢でもないので、これからは健康を意識した生活習慣にしなければと思いながらこの記事を書いています。せっかく芽生えた意識ですので、三日坊主にならないように、できることから改善していきます。(岩田晃久)

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JR横浜駅で「駅チカふらっと健康測定」、JR東日本とNSSOLが実証実験