【記者のひとこと】「宝の山」でビジネスに成長を

コラム

2021/09/01 10:00

 アプリケーションなどのデジタルプロダクトを扱う企業にとって、今後、「プロダクトアナリティクス」が重要になるかもしれません。プロダクトアナリティクスとは、ユーザーの行動データを収集・分析することでプロダクトを改良し、プロダクトへのエンゲージメントを高め、ユーザーの定着を図る取り組みです。

 従来、デジタルプロダクトにおいては、いかにして新規顧客を集めるかが重視されてきました。もちろん現在でも、顧客を呼び込むことはとても重要です。ただ、あらゆるサービスがサブスクリプション化する社会では、どれだけ顧客を集めても、満足できないと判断されればすぐに離脱されてしまい、ビジネスの成長につなげられない可能性があります。ユーザーのプロダクトの使い方や価値を感じるポイント、不満を抱く部分などを理解することでプロダクトをさらに発展させることが大切になっているといえます。

 特集では、プロダクトアナリティクスツールを取り扱う2社を紹介しました。同じプロダクトアナリティクスでも、企業によって得意とする領域が異なっているようです。登場する2社以外にも、プロダクトアナリティクスを手掛ける企業は国内に現れています。自社のプロダクトやニーズに適したツールを選ぶことも肝要でしょう。

 行動データは、デジタルプロダクトであれば、すぐに手に入るものです。プロダクトアナリティクスは、そんな身近なデータを「宝の山」にしてくれるはずです。有効に活用し、成長につなげられる企業が増えることを期待しています。(藤岡堯)

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ユーザーの行動データは宝の山 プロダクトアナリティクスが導くDXの次のステージ

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