【記者のひとこと】学校でもハイブリッド化進む

コラム

2021/08/16 10:00

 「アフターコロナ時代のニューノーマルを見据えると、今後はテレワークと出社を組み合わせたハイブリッド型の勤務形態が増えるのではないか」といった意見を耳にすることが多くなってきました。

 ハイブリッドワークにおける課題の一つが、オンライン会議をする際の場所。出社して働いている日にも、取引先やテレワーク中の社員とのオンライン会議は発生しますが、オフィスの自席から参加すると周りの音や視線が気になって集中できません。そこで、オンライン会議用として社内に1人用の個室やブースを設ける企業が増えているようです。

 この問題は大学などの教育機関でも発生しています。現在はオンラインと対面の両方で授業が行われているため、学校によってオンライン授業受講用の自習室を設けるところも。しかし、通常の教室では座席間隔が狭く、隣の学生が異なる授業を受けていると集中力がそがれます。このような状況に対応するため、教室の机に設置できる1人用ブースも出てきています。(日高 彰)

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