【記者のひとこと】DXの入口

コラム

2021/07/27 10:00

 ピー・シー・エー(PCA)が、従来のオンプレミス版パッケージソフトの販売を中心とした事業構造からの転換を進めています。注力しているのは、PCAクラウドとPCAサブスクを軸としたストックビジネスです。

 同社が7月15、16の両日に開催したパートナー向けのオンラインイベント「PPF 2021(PCA Partner Forum)」では、昨年度の売上高に占めるストック収入の割合が目標値の55.8%を上回る57.2%だったと紹介。さらに、ユーザーの離脱率を示すカスタマーチャーンレートも公開し、「極めて低水準」とアピールしました。

 ストックビジネスでパートナーとの「共創」を目指す同社は、今年12月31日でサポート終了を迎えるPCA Xシリーズについて、サブスクリプションサービスへの移行を促す考えを示しました。また、Xシリーズにバンドルされている文書管理ソフト「eDOCX」の後継製品で、クラウドベースの「eDOC V2(仮称)」を来年2月にリリースし、それを中心に周辺サービスを強化する「PCAHUB構想」の実現を目指す計画も披露しました。

 PCAHUB構想は「手に届く価格で手が届かなかった業務効率最適化」を提供することがコンセプト。同社の幹部は「デジタルトランスフォーメーション(DX)の入口」になると位置づけています。(齋藤秀平)

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PCA、新サービスを中心に「PCAHUB構想」を実現へ

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