【記者のひとこと】紙とデジタルの帳票は表裏一体

コラム

2021/07/08 10:00

 ウイングアーク1stと言えば、帳票作成ソフトの開発で有名です。紙の帳票は昨今の業務のデジタル化の対極にあるものと思いきや、実はデジタル化に最も近いポジションにあるというのです。

 同社が6月に発表したオンラインで帳票をやりとりできるサービス「invoiceAgent(インボイスエージェント)」は、作成した注文書や請求書などの帳票を紙に印刷することなく、デジタルデータのままを取引先に送付できるサービス。

 また、取引先の要望に合わせて紙やPDF、電子データといった媒体を柔軟に切り替えられるのも特徴の一つです。紙とデジタルが混在する過渡期に力を発揮するだけでなく、将来の完全電子データ化にも対応する意欲的なサービス設計となっています。田中潤社長に話を聞きました。
(安藤章司)

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紙とデジタルのハイブリッド戦略 ウイングアーク1st 代表取締役社長執行役員CEO 田中 潤