【記者のひとこと】16年ぶりの刷新

コラム

2021/06/29 10:00

 SCSKは、自社開発のERP「ProActive(プロアクティブ)」の新シリーズとして、クラウドERP「ProActive C4」を11月1日から提供すると発表しています。2005年に「ProActive E2」をリリースして以来、16年ぶりの刷新です。

 同社は、93年にProActiveの提供を開始しました。05年に「ProActive E2」、18年にProActive E2のSaaS版に当たる「ProActive for SaaS」を市場に投入し、これまでの28年間で6200社、280の企業グループに導入してきました。

 刷新の上で重要視したのは、他のサービスとの連携のしやすさ。E2のアーキテクチャーを変更するなどして、プラットフォームとして活用できるようにしています。

 販売の面では現在、直販がほとんどとなっていますが、今後は代理店経由にも力を入れる方針です。同社は、「パートナーにとっては売りやすい商材」としており、提供開始から3年で500社への導入を目標に掲げています。(齋藤秀平)

【記事はこちら】
SCSK ERP「ProActive」を16年ぶりに刷新 代理店経由の販売にも注力

【関連記事はこちら】
SCSK、マイクロアドと資本・業務提携
SCSKとMinoriソリューションズ、ERP/RPA連携の生産性向上ソリューション
SCSKと日本資産運用基盤、金融商品仲介業者向けシステムで事業提携