【記者のひとこと】誰もが使えることの善しあし

コラム

2021/06/07 10:00

 DXの文脈では、何かと目の敵にされることの多いExcel。関係者がやりとりしているとあっという間に複数のバージョンができてしまったり、長年依存している“秘伝のマクロ”のメンテナンスができなくなっていたり、見た目のレイアウトを優先してセルの結合などを多用したせいでデータ活用が難しくなっていたり……。このようなケースはよく耳にします。

 ただ、それらはいずれもExcelというツール自体が何か欠点を抱えているというよりも、運用の指針がないためであったり、本来別のツールを使うべき業務を表計算ソフトに任せてしまっていることに問題があるように思います。裏を返せば、それだけ誰にとっも扱いやすい柔軟な製品であることを示しているとも言えます。

 先日富士フイルムビジネスイノベーションが発表した、文書管理とRPAの連携ソリューションでは、RPAのロボットの動作をExcelで変更できるといいます。RPAは、ノーコードでロボットを開発可能といっても、誰もが開発・改修を行えるわけではありません。最も身近な業務ツールであるExcelを利用することで、RPA運用のハードルを下げているのが特徴です。(日高 彰)

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富士フイルムBI、NTTデータのRPAと連携し定型業務の効率化支援

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