【記者のひとこと】CentOS後継をにらんだ動き

コラム

2021/05/24 10:00

 VPS(仮想プライベートサーバー)サービスなどで新規のサーバーを立ち上げるとき、管理画面のOS選択メニューでデフォルト値として表示されていることの多い「CentOS」。Red Hat Enterprise Linux(RHEL)のソースコードをベースとして開発され、RHELとの高い互換性がありながら無償で使用できることから、人気を集めてきたLinuxディストリビューションです。

 しかし、CentOSプロジェクトは昨年12月、CentOSの開発(サポートを含む)を2021年末で終了することを発表。今後は、RHELベースだったCentOSではなく、逆にRHELのアップストリーム(開発ブランチ)である「CentOS Stream」に集中する方針を示しています。

 多くのシステム開発者に影響のある方針変更だけあって、CentOSの後継となることを念頭においたOS開発プロジェクトも複数始動しています。中でも有力と見られているされるのが、米CloudLinuxが開発している「AlmaLinux」です。ISV(独立系ソフトウェアベンダー)の中には早くもLinuxアプリケーションのAlmaLinux対応を打ち出す動きも見られ始めました。(日高 彰)

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