【記者のひとこと】こだわりのアイテムも変わる?

コラム

2020/10/26 10:00

 「毎日の仕事で使うものは、自分に合ったこだわりの一品を選びたい」という考えをもつビジネスパーソンは少なくないと思います。そのようなアイテムの代表格は、万年筆やボールペンのような筆記具、スケジュールやアイデアをまとめるシステム手帳などでしょうか。PCで仕事をするのが当たり前になってからは、マウスのようなデバイスもその仲間入りをしたように思います。

 今年後半に入り、流通関係者から「緊急事態宣言のころよりも、単価の高いイヤホンやマイクが売れるようになってきた」という声が聞かれるようになってきました。春の時点でとりあえずWeb会議のためのグッズをそろえたものの、テレワークが続き一日に何度も会議が行われるようになると、さらに快適に会話ができるよう、少し高くても音質の良いものが求められるようになったというのです。

 「ノイズキャンセリング」というと、これまでは周りの騒音を抑えながら音楽を再生できる機能を指していましたが、最近ではイヤホン側でなく、マイク側にノイズキャンセリング機能を持たせることで、会議の相手にクリアな声を伝えられる製品も登場しました。リモートワークがすっかり普及したことで、イヤホンやマイクにこだわるビジネスパーソンはますます増えそうです。(日高 彰)

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