昨今、世界中の国々で大きな影響を与えている新型コロナウイルス。直近では、新規感染者数も減り、非常事態宣言が解除される地域も出てきました。日本国内での大規模なアウトブレイクは、遠ざかりつつあるという状況でしょうか。人的リソースが少ない中で、治療や予防に尽力していただいている医療関係者の方々には感謝しかありません。

 先日、富士フイルムがAIを用いた新型コロナウイルス診断支援技術の開発を開始したと発表しました。同社と京都大学が共同開発した間質性肺炎の症状を定量化する技術を応用するそうで、新型コロナ肺炎患者の経過評価や治療効果の判定に活用できるといいます。

 世界的に見て日本の医療体制は病床数では優秀な一方で、医師の数が圧倒的に不足している状況です。新規感染者数は落ち着きを見せていますが。効果的な治療薬が開発されていない以上、新型コロナウイルスが持つ本質的な危険性は排除されていません。ITベンダーが開発した技術が、少しでも医療関係者の方々の助けとなることを願うばかりです。(銭君毅)

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