今年1月、Windows 7のサポート終了というPC業界にとって大きな節目を迎えました。19年は、買い替え需要によりPCメーカー各社が軒並み好調でした。一方で、20年は、その反動減にどう対処していくのかが課題となっていました。

 そこで注目されているのが、政府による「GIGAスクール構想」。政府は23年度までに小学校・中学校の全生徒に一人1台ずつ端末を配備することを目指しており、950万台規模の需要が見込めるそうです。すでに主要なPCメーカーはこれに向けて新たなエントリーモデルを発表しています。

 しかしそんな中、VAIOはこの流れに乗らないといいます。19年8月に新たに就任した山本知弘社長は、「VAIOの製品はどれも10万円以上のものばかり。現状GIGAスクール構想に向けて、お客様のニーズとVAIOのこだわりを両立させたうえで4万~5万円台で製品を提供するのは難しいでしょう」とその意図を語ります。まずは、地方の顧客開拓と既存顧客の深掘りでシェアの拡大を目指します。(銭君毅)

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