取材で各企業を回っていると、人工知能(AI)の研究や開発に取り組んでいるという声をよく聞きます。適用する領域は多岐にわたり、依然として新しい価値を生み出す技術として注目されています。

 企業にとってはAIの活用を進めたい反面、人材の確保に苦労しているようです。中でも、中小企業は顕著。取材した企業の社長は、「技術者は企業の間で奪い合いになっていて、AIの技術者の採用は特に難しい」と漏らしていました。

 ヒューマンリソシアが世界のIT技術者についてまとめた調査結果によると、日本のIT技術者数は、世界92カ国の中で4位。伸び率は、平均を上回ったものの順位が27位となりました。

 今後、AIの活用が進めば、企業にとって人材の確保はますます重要になります。国内のIT技術者数の伸び次第で、人材の争奪戦は激しさを増しそうです。(齋藤秀平)

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