ここ最近、PCの平均単価が上がってきています。薄くて軽くて頑丈な高機能のノートPCにニーズが高まっていることが要因の一つとされ、柔軟な働き方を実現する上で必須のツールになってきているように感じます。

 ただ、いくつかのPCメーカーを取材してみると、必ずしもそれだけが理由でもないようです。企業によっては、人材確保のための売り文句にするために最新のデバイスを用意しているケースもあるのだとか。個人で高機能なスマートフォンやPCを利用しているケースが多い中、社用デバイスの老朽化は不満につながってしまいます。求職者からみれば、社用デバイスの性能も会社選びの評価基準になっているというわけです。

 これまで従業員に配布するPCは、「必要最低限のスペック」「どんなに古くなっても壊れるまで使う」という考え方で導入している企業も多かったかもしれません。ですが、今はそうもいっていられないのではないでしょうか。

 直近では、NECが社内の給与制度を見直しただけでなく、ノンコアのフレックス制度の構築やモバイルデバイスの支給を実施し、ストレスのない働き方を従業員に提供しています。ITへの投資がそのまま人への投資につながる時代がきています。(銭君毅)

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