テラスカイの佐藤秀哉社長は、「景気の読みを完全に見誤った」と話しています。佐藤社長は「2020年以降、五輪景気の反動減がある」と懸念するSIer経営者の一人でしたが、蓋を開けてみると受注が途切れるどころか、むしろ来年度に向けて「DX推進に触発されたIT需要増に一段と勢いがついている状態」とうれしい悲鳴。

 足下を見ると、下期偏重の傾向が強い情報サービス業にあって、この上期(4~9月期)2桁成長を遂げるSIerが目立ちました。通期でも好業績への期待が高まる中、来年度以降、失速を懸念する声は最近ではあまり聞こえてこないのが実情です。

 ここまで追い風が吹くと、DX投資のタイムリミットとされる「2025年の崖」が余計に不気味に見えてきます。今は「“ポストDX”を見据えるなければ」と、二手、三手先まで考えて戦略を立てていく必要があると佐藤社長は見ているとのことです。(安藤章司)

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