米国から制裁を受ける華為技術(ファーウェイ)が10月16日、2019年第3四半期の業績を発表しました。売上高は前年同期比24.4%増となり、制裁の影響がないことを印象づけました。

 業績をけん引したのは、スマートフォン事業と、米国が安全保障上の懸念を示す第5世代移動通信システム(5G)事業。特に5G事業では、契約数と基地局出荷数を順調に伸ばしていることが示されました。

 ファーウェイの首脳はこれまで、5G事業に「米国からの制裁の影響はない」と繰り返してきました。一時は5G市場からファーウェイを締め出す動きが世界で広がっていましたが、各国の対応には乱れが生じており、ファーウェイにとって有利な状況が広がるかもしれません。(上海支局 齋藤秀平)

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