【記者のひとこと】気が付けばロボットが隣に……

コラム

2019/08/28 10:00

 まもなく8月が終わります。今年の夏はフェスや縁日など、あちらこちらのお祭りに行くことができました。縁日といえば射的や金魚すくいなども楽しいですけれど、私はやはり食べ歩きが好きです。ラムネを片手に、綿あめ、焼きそば、たこ焼き……。格別に美味しく感じます。ただ、焼きそばやたこ焼きを作っている人たちは熱い鉄板の前で作業をするので、大変そうですよね。

 先日、竹芝のフェスでロボットがたこ焼きを焼いているところを見かけました。タネを注入し、タコを投入し、丸めてひっくり返して……という工程を全て1台のロボットがこなしていました。人は焼きあがったたこ焼きを盛り付け、トッピングするだけ。熱い思いをしないですみます。

 これは人間とロボットの共存を目指した東京都の取り組みの一環として、「竹芝 夏ふぇす」会場の一角で実証実験として行われていました。こうしたサービスロボットが増えれば、楽しいお祭りで汗をかきながら働く人を減らし、みんなでビールやラムネを飲んで楽しめるようになりますね。(山下彰子)

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