【記者のひとこと】夢の世界がまた一歩

コラム

2019/08/07 10:00

 子どもの頃、こんな未来道具を使いたいと心躍らせたアイテムがいくつかあります。一つ目がドラえもんの「どこでもドア」、二つ目が「タイムマシン」。三つ目がファイナルファンタジー8に登場する超科学都市「エスタ」で移動手段の一つとして使われている「プレートリフター」です。

 リフターは透明なパイプの中を移動する円盤ですが、人がその円盤に座るとふわりと浮き、そのままシュンという感じで走り出します。座っているだけで目的地に着く便利さも魅力でしたが、何よりパイプが透明なので、移動しながら街の様子が見えるところがとても楽しそうでした。これがあったら、移動が楽しくなりそう、と思ったものです。

 今、移動革命が進んでいます。空飛ぶクルマもその一つ。こうした移動革命が進むことで、移動時間短縮や渋滞緩和の効果が期待されていますが、何より移動が楽しくなるといいですね。(山下彰子)

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