Windows 7のサポート終了まで半年を切りましたが、既にWindows 10の導入に動いてはいるものの、社内の大半はまだWindows 7という企業も少なくないようです。

 一気にWindows 10に移行できない理由として、アプリケーションやドライバーの互換性以外によく挙げられるのが、年2回訪れる大型アップデート。ギガバイトサイズの更新プログラムが業務端末に適用されますが、そのトラフィックにネットワークが耐えられるか、もしアップデート失敗が続出したら、IT担当者は対応しきれるか……。このような点が、情報システム部門にとっての新たな悩みとなっているようです。

 東芝時代の初代機「DynaBook J-3100 SS001」発売から30周年を迎えたDynabookが、法人向け事業拡大戦略の中心に据えているのが、業務端末の運用・管理を支援するサービスの拡充です。この8月には、Azureの機能を活用しリモートでPCを管理するサービスや、ヘルプデスクの代行などを開始。出張修理やキッティングだけでなく、運用までPCメーカーの自社エンジニアが「純正サービス」として提供する例はあまりないといいます。

 Windows 7のサポート終了は、PC本体の仕様・品質に加えて、サービスの内容がさらに問われる時代の本格的な幕開けになりそうです。(日高彰)

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