【記者のひとこと】時代を感じる建物

コラム

2019/06/05 10:00

 福島県会津若松市の町並みはとても写真映えするものです。明治や大正、古いと江戸時代に建てられた商店や酒蔵、蔵、洋館などが数多く残っています。そのまま商売を継続しているところもありますし、蔵をリノベーションした喫茶店などもあります。黒くつやつやした柱や梁などを見ると、タイムトラベルをしているみたいで楽しくなります。

  そんな会津若松市でひときわ新しい和風の建物が、4月下旬にオープンした「スマートシティAiCT(アイクト)」です。これまでにないサービスを創出するため、首都圏のIT企業や地元のベンチャー企業などが入居しています。町並みとは対照的に、時代の最先端を感じることができる建物となっています。(山下彰子)

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