インドは、数理に明るい人材が多いことで有名です。AIや量子コンピューターなどではデータサイエンティストをはじめ数理系の人材が多く必要となりますが、残念ながら国内ではそうした人材が枯渇気味。

 そこで、インドの数理人材を活用する動きが出始めています。NTTデータは組み合わせ最適化計算で実用化が進みつつある量子コンピューターの分野で、資本業務提携先のインドのディープテックと、その関係会社のデータサイエンティストとの連携を強化。また、マクニカは、インド・バンガロールに本社を置き、世界約2万人のデータサイエンティストのコミュニティーを活用したAIモデルのカスタム開発を手掛けるクラウドアナリティックスと資本業務提携で合意しています。

 数理分野で日本とインドのIT業界の関係は一段と深まっていくものと期待されます。(安藤章司)

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