クラウドベースのソフト開発で欠かせない存在となっているのがOSS(オープンソースソフトウェア)です。「OSSなんて、Linuxを筆頭に30年近く前からあるじゃないか!」というご指摘をいただきそうですが、あるときを境にOSSの位置付けが変わったといいます。

 LinuxやPostgreSQLは、先行して存在するプロプライエタリなOSやデータベースソフトの“代替品”という側面がありました。しかし、分散処理基盤のHadoop(ハドゥープ)あたりから「OSSでしか手に入らないソフト」が登場。OSSを開発してきた若い技術者が、この四半世紀で世界のソフト開発の中核的な人材になったことも、ITインフラなどの特定領域で「OSSがプロプライエタリよりも先行する存在に変わってきた」背景にあるといいます。

 こうしたOSSの変遷と先進性を巧みに活用して、ビジネスを伸ばしているSIerも増えています。(安藤章司)

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