NTTデータが自動運転車の実用化にメドをつけました。2020年の商用サービス開始を目指しています。道路やビル、標識などの情報をもとにデジタル地図を制作。その地図に記された“デジタル線路”をなぞるように、自動運転車が25~30キロのスピードで走行するというもの。自動運転の“路面電車”または“ゆりかもめ”に似ています。

 ちなみに、このデジタル線路、田舎に行けば行くほど制作の難易度が高まるそうです。人口密度が低く、広い田舎のほうが難しいとは予想外でした。理由は、四季の移り変わりとともに周囲の風景がガラリと変わるから。

 デジタル線路は周囲の風景などを読み取って現実空間に展開しますが、田舎は夏の田園風景と冬景色とで景観が大きく変わるため、迷子になりやすいとのこと。今の自動運転車には、四季折々の景色を楽しむ余裕は、まだないようです。(安藤章司)

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