【記者のひとこと】カラオケで仕事

コラム

2018/07/06 10:00

 最近、カラオケ店で仕事する人が増えているらしい――。噂を耳にして、私も実行してみました。訪問したのは、カラオケチェーン「カラオケの鉄人」。5月に開始した月額1500円の利用し放題サービス「カラ鉄ホーダイ」を使い、カラオケをカフェの替わりとして利用するものです。場所を問わず仕事ができる職種の人にとっては、新しい働き方といえます。

 私が訪問したのは、都内のオフィス街にある店舗。「カラ鉄ホーダイ」は予約不要のサービスですが、平日昼間という時間帯もあって、一人には十分な4畳ほどの部屋に入ることができました。周囲を気にすることなく、個室で作業できるうえ、仕事に行き詰ったら歌を唄って気分転換したり、空腹時に食事を注文したりすることができ、とても便利でした。ただ、隣の部屋に歌うことが目当てのお客さんが入ってからは、絶えず大音量の音が聴こえてきて、作業にはさほど集中できませんでしたが。

 カラ鉄ホーダイは、店舗側にとっては、客の少ない平日昼間の稼働率を向上できますし、月額1500円のサブスクリプション型ビジネスとして、安定した収益をあげられるという点でメリットがあります。このほか、第一興商が運営する「ビッグエコー」でも、作業や商談の場としての利用を想定した「ビジネスプラン」を提供しています。

 IT業界でも、サブスクリプション型のビジネスを強化する企業は増える一方。セールスフォース・ドットコムでは、クラウドアプリのマーケットプレイス「AppExchange」を通じて、地方の中小企業や受託ソフト開発企業のビジネスモデル転換を支援しています。(真鍋武)

【関連記事はこちら】
地方中小企業の事業モデルを変える――セールスフォース・ドットコム
AWSがマイクロソフトユーザーも取り込む? “エンタープライズ”重視のパートナー網構築が加速
デジタルトランスフォーメーションの「本丸」へ侵攻――アドビシステムズ
関電システムソリューションズのERP事業 PBC買収を機に、関西から世界へ SAPとマイクロソフトの組み合わせで顧客ニーズをつかむ