PCのUSBポートに接続する機器は数あれど、これほど実用に程遠い製品も珍しい。2月19日に市場投入されたばかりの「MSN MISSILE LAUNCHER(MSN ミサイル ランチャー)」がそれだ。PCに接続しカメラを通して照準を定めミサイルの発射ができるの周辺機器には、一体どんな秘密が隠されているのか? 試射を通じて確かめた。

●2つのUSBポートを使ってパーソナルコンピュータに接続

 「MSN ミサイル ランチャー」は、面白グッズで一部に熱烈な?ファンを擁するソリッドアライアンスが販売するUSB接続のミサイル発射タイプのおもちゃ。「USBミサイルランチャー」シリーズの第2弾だ。姉妹品にPCとワイヤレスで接続する「USB WIRELESS LAUNCHER(USBワイヤレス ランチャー)」もラインアップしている。


 「MSN ミサイル ランチャー」は、07年発売の「USB ミサイル ランチャー」に、照準用のWebカメラを搭載したパワーアップモデル。これまではミサイルの角度、向きなどを肉眼でしなければならなかったが、新モデルはミサイルが向いている方向をWebカメラが映してくれるので、PCの前を動かずとも標的にロックオンできる。


 それでは早速、発射してみよう。最近のUSB機器はPCに接続するだけで必要なドライバーをインストールするという軟弱なモデルが多いが、「MSN ミサイル ランチャー」はさすがに硬派。しっかり専用ドライバーをインストールして準備を行う。インストールするのは「ミサイルランチャー」本体用のドライバーに加え、付属のWebカメラ用ドライバーの2つだ。また、PCと接続するためには2つのUSBポートが必要になるので注意が必要だ。

 インストールが無事終了したら、早速「ミサイルランチャー」の専用ソフトを立ち上げてみよう。ソフトが立ち上がると「ピロピロポロ?」と、近未来的というか、一昔前のUFOの効果音みたいな音を立て操作パネルが出現した。


 操作パネルはひし形の、手裏剣のような形をしている。上下左右のボタンをクリックすることで、大砲が動き、中央の赤い丸ボタンをクリックすることでミサイルが発射される仕組みだ。上下左右のボタンを押すごとにガコーン、ガコーンと重々しい音がする。なお、大砲は上下30度、左右360度可動するため、敵が背後に回りこんだ場合でも攻撃が可能だ。また、Webカメラを有効活用することで、偵察用としての利用価値も高い。

●Webカメラでしっかり捕捉したら、敵を撃ちぬけ!!

 大砲の操作に慣れたら、次は照準を合わせよう。照準を合わせる時はWebカメラを利用する。Webカメラは大砲に取り付けられているため、カメラが映し出しているターゲットにミサイルが向けられている、というわけだ。

 照準をしっかり合わせたら、後は発射スイッチを押すだけ。しかし安全のためミサイルは1発ずつ発射する。連射はできない。また一度に装填できるミサイルの本数は3本までと少数精鋭だ。1発たりとも無駄にはできない。しっかり狙おう。


 発射スイッチを押すと「ビービービー」とけたたましい音が鳴り響く。これはミサイル周辺にいる人へ、退避をうながす警戒音だろうか。警戒音が3回鳴ると、即座に1発目のミサイルが撃ち出される。おもちゃだと高を括っていたが、「ズガガガーン」と重い響きを発しながら、勢いよく射出された。よくよく聞くと、遠くで何かが崩れる「ガラガラ……」という音までする。恐るべき破壊力だ。

●おもちゃとはいえ、立派な武器 取り扱いには注意が必要!!

 ミサイルを装填するシリンダーの先端に空いた穴から空気が噴出することでミサイルを飛ばす仕組みになっている。ミサイル自体は柔らかいゴムのような素材でできているが、勢いよく飛び出すため、取り扱いには十分に注意したい。(BCN・山下彰子)


■動画:「USB ミサイルランチャー」の起動から発射、ターゲットダウンまで