海外旅行保険付きのクレジットカードは作るとお得!おすすめカード15選のメリットを解説

海外旅行や海外に出張に行くことが多い人がクレジットカードを選ぶ時は、補償が手厚い海外旅行保険が付帯されているクレジットカードを選びましょう。

なぜなら、補償が手厚い海外旅行保険が付帯しているカードを持っていれば、別途で海外旅行保険に加入する必要はありませんし海外で役に立つ付帯サービスも充実しているからです。

海外旅行保険が付帯されているクレジットカードを持っていれば、安心して海外旅行や海外出張に行けるでしょう。

この記事では、海外旅行保険付きのクレジットカードを作った方がお得になる理由と、おすすめの海外旅行保険付きのクレジットカード15枚のメリットを解説します。

さらに、保険会社の海外旅行保険とクレジットカード付帯の海外旅行保険との違いや保険金の請求方法などについても詳しく解説します。

この記事を読んで分かること
  • クレジットカードに付帯されている海外旅行保険は別途保険料の負担なしで海外旅行保険が利用できる
  • 海外旅行保険付きのクレジットカードには海外旅行や海外出張で役に立つサービスが多く付帯されている
  • 保険会社の海外旅行保険とクレジットカードに付帯している海外旅行保険は、補償期間や治療費などの補償額や保険適用範囲が異なる
  • 海外旅行の期間が90日以上の人や病気などに備えたい人は、保険会社の保険に加入するのもあり
  • クレジットカードに付帯されている海外旅行保険には保険の適用条件があるため、場合によっては補償を受けられないこともある
  • 海外旅行保険が付帯しているクレジットカードを2枚以上持つことで補償額がアップする
  • 事故発生から30日以内に引受保険会社に連絡して必要書類を揃えて提出すると保険金を受け取れる

頻繁に海外旅行や海外出張に行く人は海外旅行保険が付帯しているクレジットカードを作った方がいい

海外旅行や海外出張によく行く人は保険会社の海外旅行保険に加入・未加入関係なく、海外旅行保険が付帯されているクレジットカードを作ることをお勧めします。

なぜなら、保険会社の海外旅行保険に未加入の人は保険料の負担なしで補償が受けられますし、既に海外旅行保険に加入している人は海外で役に立つサービスを受けることができるからです。

以降では、頻繫に海外旅行や海外出張に行く人が、海外旅行保険が付帯しているクレジットカードを作った方が良い理由について詳しく解説します。

海外旅行保険が付帯しているクレジットカードを作った方がいい理由|保険料の負担なしで十分な補償が受けられる

海外旅行保険が付帯されているクレジットカードを作れば海外旅行保険に加入する必要が無いので、保険料を負担しなくても十分な海外旅行保険の補償を受けることが可能です。

海外旅行保険が付帯されているクレジットカードの多くは年会費が必要ですが、中には年会費無料で海外旅行保険が付帯しているクレジットカードもあります。

年会費無料で海外旅行保険が付帯しているクレジットカードは補償額が低かったり、補償範囲が限られることがありますが年会費や保険料の負担なしで海外旅行保険を利用できます。

下記表のように保険会社の保険料は旅行期間が長いほど高額になるため、海外旅行保険の保険料を低く抑えたい人は海外旅行保険が付帯しているクレジットカードを選びましょう。

一例として、三井住友海上が取り扱っている海外旅行保険の旅行期間と保険料の推移を下記表にまとめました。

三井住友海上海外旅行保険の旅行期間と保険料
保険期間ベーシックプランT61
(死亡補償額1億円)
ベーシックプランT51
(死亡補償額5,000万円)
ベーシックプランT41
(死亡補償額3,000万円)
ベーシックプランT31
(死亡補償額1,000万円)
疾病死亡補償なしT21
(死亡補償額3,000万円)
疾病死亡補償なしT11
(死亡補償額1,000万円)
1日以内7,230円5,060円4,100円2,350円2,900円1,950円
5日以内11,530円8,450円6,970円4,600円5,590円4,140円
10日以内23,050円18,040円15,390円11,620円13,710円11,060円
15日以内38,390円31,010円26,870円21,360円24,860円20,690円
25日以内55,940円44,820円38,430円30,620円36,150円29,860円
31日以内66,850円53,450円45,690円36,400円43,170円35,560円
参照元:三井住友海上海外旅行保険

クレジットカードに付帯されている海外旅行保険の補償内容はカードによって異なりますが、主な補償内容は下記のとおりです。

クレジットカードに付帯されている海外旅行保険の補償内容
補償内容詳細
死亡傷害海外旅行中、ケガによって死亡した際に保険金が支払われる
後遺障害海外旅行中、ケガによって後遺障害を患った場合に保険金が支払われる
傷害治療費用海外旅行中、ケガによって治療費が発生した際に保険金が支払われる
疾病治療費用海外旅行中、急な病気によって治療費が発生した際に保険金が支払われる
賠償責任海外旅行中、他人にケガを負わせたり他人の物を壊してしまったりした場合に保険金が支払われる
救援者費用海外旅行中の遭難による捜索費、病気やケガなどで入院したときに家族が駆けつける渡航費などが発生した場合、保険金が支払われる
携行品損害所持品が盗難にあったり火災などで損害を受けたりした場合に保険金が支払われる

クレジットカードに付帯している海外旅行保険は補償額も充実しており、補償額が最高1,000万円や1億円のクレジットカード付帯の海外旅行保険もあります。

クレジットカードに付帯している海外旅行保険と保険会社の海外旅行保険を組み合わせることで、更に充実した補償が受けられます。

そのため、既に保険会社の海外旅行保険に加入している人も、クレジットカードを選ぶときは海外旅行保険が付帯されているクレジットカードを選びましょう。

海外旅行保険が付帯しているクレジットカードを作った方がいい理由|海外で役に立つサービスが多く付帯されている

海外旅行保険が付帯しているクレジットカードには海外旅行や海外出張で役に立つサービスが多く付帯しており、年会費が高額なクレジットカードほど付帯サービスが充実しています。

海外旅行や海外出張に役立つ付帯サービスはクレジットカードごとに異なりますが、海外旅行や海外出張に役立つ主なサービスは下記のとおりです。

  • 空港ラウンジを無料で利用できる
  • 手荷物を無料で届けてくれる
  • 海外でカード利用すればポイントが2倍付与される
  • 世界的に有名な海外のホテルに優待価格で宿泊できる
  • レストランの手配など海外で日本語のサポートを受けられるなど

クレジットカードに付帯している便利なサービスや割引サービスを利用することで、海外旅行や海外出張が快適で贅沢な時間に変わります。

一方、保険会社の海外旅行保険では上記のような便利なサービスや割引サービスを利用できないので、付帯サービスを活用するためにも海外旅行保険付帯のクレジットカードを選びましょう。

海外旅行保険が付帯しているクレジットカードごとの付帯サービスについては、以降で解説するおすすめクレジットカード15選で詳しく解説します。

海外旅行保険付きクレジットカードおすすめ15選│年会費2万円未満のカードを厳選

海外旅行保険付きのクレジットカードには色々な種類があるため、どのカードを選べば良いのか決められない人も多いでしょう。

海外旅行保険で充実した補償を受けたい人や海外で役に立つサービスを活用したい人は、以降で解説する15選のカードから最適なクレジットカードを見つけて下さい。

海外旅行保険が自動付帯│コストパフォーマンスがよいクレジットカード8選

海外旅行保険が自動付帯しているクレジットカードは、カードを所有しているだけで保険が適用されるため大変便利です。

これから解説する海外旅行保険が自働付帯しているクレジットカードは、年会費無料のカードから年会費が2万円未満のカードを8枚を厳選しています。

海外旅行保険が自動付帯されているクレジットカードは年会費が高額なものが多いですが、以降で解説するカードは年会費無料もしくは税込11,000円以下です。

クレジットカードの維持費を低く抑えて海外旅行保険が自働付帯されているクレジットカードを選びたい人は、おすすめクレジットカード8選から自分に合ったカードを選びましょう。

Visa付きのエポスカードは年会費無料で最高2,000万円の補償を受けられる海外旅行保険が自働付帯

Visa付きのエポスカードは、年会費が永年無料で最高補償額2,000万円の海外旅行保険が自動付帯されています。

海外旅行保険の対象者はカード会員のみですが、年会費無料で十分な補償を受けられます。

保険の種類補償額
傷害死亡・後遺障害最高500万円
傷害治療費用200万円(1事故の限度額)
疾病治療費用270万円(1疾病の限度額)
賠償責任(免責なし)2000万円(1事故の限度額)
救援者費用100万円(1旅行・保険期間中の限度額)
携行品損害(免責金額1事故3,000円)20万円(1旅行・保険期間中の限度額)
参照元:エポスカード公式HP-海外旅行傷害保険

海外でケガや事故、病気などに見舞われても24時間日本語で対応してもらえる緊急医療アシスタンスサービスが利用できるので、海外で病気やケガをしても慌てる必要がありません。

例えば、日本語で医師や医療施設を紹介してくれたり、治療費を自己負担することなく治療を受けられるキャッシュレス・メディカルサービスなどが受けられます。

エポスカード付帯サービス│色々な施設を割引料金で利用できる
サービス名内容
飲食店割引対象飲食店*の利用料金が割引となる
※肉の村山・日本料理こよみなど
遊園地や映画館割引対象遊園地*や映画館*などの利用料金が割引となる
※イオンシネマ・東京ジョイポリスなど
カラオケ割引対象カラオケ*の利用料金は割引となる
※カラオケ館など
美容院・ネイル割引対象美容院*やネイルサロン*などの利用料金が割引となる
※TAYA・NAILS UNIQUEなど
スパ・温泉入場料割引対象スパや温泉*の入場料割引を受けられる
※万葉倶楽部・オーシャンスパFunaなど
舞台・イベントのチケット割引対象舞台*やイベント*のチケットを優待価格で購入できる
※ミュージカル・舞台など(2022年2月時点)
レンタカー・カーシェアの割引タイムズカーレンタルやオリックスカーシェアなどを優待価格で利用できる
参照元:エポスカードの10大特典

さらに、エポトクプラザで旅行の予約をしたり、提携ショップのケユカやチュチュアンナなどで買い物をしたりすることでボーナスポイントが付与されます。

海外旅行保険が自働付帯していて、商業施設などの利用料金割引サービスを受けたい人や効率よくポイントを貯めたい人はエポスカードを選びましょう。

エポスカードは急いでいる人におすすめ│店舗での受け取りで即日発行も可能

エポスカードはインターネットから申し込んだ後、エポスカードセンターに行けばクレジットカードの即日発行が可能なのでエポスカードは今すぐカードが欲しいという人におすすめです。

エポスカードを即日発行する方法
  1. エポスカード公式ホームページからエポスカードを申し込む
  2. 審査結果をメールで受け取る
  3. エポスカードセンターでカードを受け取る

全国のマルイやモディなどのエポスカードセンターの場所や、店頭受取ができるカードの確認はエポスカード公式ホームページのエポスカードセンター一覧で確認できます。

エポスカードの基本情報
年会費無料
申込条件18歳以上(高校生は不可)
利用可能枠〜100万円
ポイント付与レート200円=1ポイント
ポイント交換レート1ポイント=1円
旅行傷害保険海外:自動付帯で最高2,000万円
国内:なし
ショッピング保険年間50万円まで
※年間利用料として別途1,000円必要
追加カード・ETCカード・プリペイドカード
電子マネー・スマホ決済・ApplePay・GooglePay
分割・リボ払い
キャッシング最大50万円
※年率18.0%

公式 エポスカードの詳細はこちら

エポスゴールドカードは年間50万円以上の利用で年会費永年無料│補償額も手厚くなる

エポスカードに自動付帯されている海外旅行保険の補償額では満足できない人は、海外旅行保険の補償が手厚いエポスゴールドカードを選びましょう。

エポスゴールドカードに自動付帯している海外旅行保険は、傷害死亡・後遺障害の補償額が2倍になっており傷害治療費用と疾病治療費用の補償額もアップしています。

エポスゴールドカードに自動付帯している海外旅行保険の補償額
保険の種類補償額
傷害死亡・後遺障害最高1,000万円
傷害治療費用300万円(1事故の限度額)
疾病治療費用300万円(1疾病の限度額)
賠償責任(免責なし)2,000万円(1事故の限度額)
救援者費用100万円(1旅行・保険期間中の限度額)
携行品損害(免責金額1事故3,000円)20万円(1旅行・保険期間中の限度額)
エポスからの招待・年間50万円以上の利用で年会費永年無料

海外旅行保険の補償額が手厚いエポスゴールドカードを利用するためには、通常5,000円(税込)の年会費が必要ですが下記いずれかの条件に該当する人は年会費が永年無料になります。

  • エポスからの招待
  • ゴールド・プラチナ会員の家族からの紹介
  • 年間50万円以上の利用で翌年から年会費が無料

年会費永年無料で海外旅行傷害保険の補償額をアップしたいという人は、上記いずれかの条件をクリアしてエポスゴールドカードの年会費を無料にしましょう。

エポスゴールドカードは海外旅行保険が自働付帯している上に、海外旅行や海外出張を快適に楽しめる下記のサービスが付帯しています。

エポスゴールドカードの付帯サービス
付帯サービス内容
空港ラウンジ国内やハワイ・ホノルル、韓国・仁川を含む全22空港のラウンジを無料で利用できる
Visaゴールド空港宅配国際線フライト利用の際、
空港から自宅までの復路(帰国時)は、手荷物1個*500円(税込)で宅配できる
※2個目以降は通常料金より15%オフ、自宅から空港までの往路(出国時)は1個目から通常料金より20%オフ
Visaゴールド国際線クローク(一時預かり)国際線を利用する際、
手荷物一時預かりサービスを通常料金の15%オフで利用できる
海外Wi-Fiレンタル通信レンタル料金全プラン40%オフ、
商品手配手数料(550円/件)無料で利用できる
海外サポートデスク旅行の企画から旅行中のトラブルまで
さまざまなサポートを日本語で受けられる

イオン、ローソン、楽天など対象ショップの中から3つ選んで登録することで、通常の3倍のポイント(200円=3ポイント)が付与されるので効率よくポイントを貯めることが可能です。

ポイントアップショップでポイントが3倍になるのは、エポスゴールドカード会員とエポスプラチナカード会員のみになります。

ポイントアップショップの確認は、エポスカード公式ホームページの対象ショップ一覧で確認できます。

さらに、エポスゴールドカードは年間利用金額に応じて、下記のボーナスポイントが付与されます。

年間利用金額付与ポイント
年間50万円以上2,500ポイント
年間100万円以上10,000ポイント

海外旅行保険の補償額をアップしたい人や効率よくポイントを貯めたい人は、エポスゴールドカードを選びましょう。

エポスゴールドカードの基本情報
年会費5,000円(税込)*
※エポスから、またはゴールド・プラチナ会員の家族からの紹介で永年無料
※年間50万円以上の利用で翌年度から永年無料
申込条件20歳以上の安定した収入がある人(学生は不可)
利用可能枠〜300万円
ポイント付与レート200円=1ポイント
ポイント交換レート1ポイント=1円
旅行傷害保険海外:最高2,000万円
国内:なし
ショッピング保険年間50万円まで
※年間利用料として別途1,000円必要
追加カード・ETCカード・プリペイドカード・家族カード
電子マネー・スマホ決済・ApplePay・GooglePay
分割・リボ払い
キャッシング最大50万円
※年率18.0%

ライフカードは初年度年会費無料│2年目以降は1,375円(税込)で2,000万円の補償を受けられる

旅行傷害保険に特化したライフカードの「旅行傷害保険付きカード」には、最高2,000万円の補償を受けられる海外旅行保険が自動付帯されています。

年会費は通常1,375円(税込)ですが、初年度のみ無料で利用できます。

本カードに付帯されている海外旅行保険の補償内容は以下のとおりです。

なお、以下の補償はカード会員のみに適用されます。

保険の種類補償額
傷害死亡・後遺障害最高2,000万円
傷害治療費用200万円(1事故の限度額)
疾病治療費用200万円(1疾病の限度額)
賠償責任(免責なし)2,000万円(1事故の限度額)
救援者費用200万円(1旅行・保険期間中の限度額)
携行品損害(免責金額1事故3,000円)20万円(1旅行・保険期間中の限度額)
参照元:ライフカード公式HP-クレジットカード付帯保険

万が一のときは、海外アシスタンスサービスの「LIFE DESK」に相談が可能。

医療機関の紹介など、24時間いつでも日本語で対応してくれるため、海外旅行を安心して楽しめます。

なお、「LIFE DESK」ではホテルやレストラン、レジャー施設などの紹介も行っています。

海外旅行時に困った際は、「LIFE DESK」を活用するとよいでしょう。

国内旅行傷害保険やシートベルト傷害保険も付帯│キャッシング枠は最高200万円

ライフカード旅行傷害保険付きカードには、以下の保険も付帯されています。

保険内容補償額
国内旅行傷害保険(傷害死亡・後遺障害)最高1,000万円(利用付帯)
シートベルト傷害保険(死亡・重度後遺障害)最高200万円(自動付帯)*
※国内のみ
重度後遺障害とは

重度後遺障害は以下のいずれかに該当する場合を指します。

  • 両目が失明したもの
  • 咀(そ)しゃくまたは言語の機能を全く廃したもの
  • その他身体の著しい障害により、終身常に介護を要するもの

参照元:ライフカード公式HP-クレジットカード付帯保険

国内旅行傷害保険が付帯されているカードはよくあるものの、ライフカードのようにシートベルト傷害保険が自動付帯しているカードはほとんどありません。

ライフカードを所有しているだけで自動車搭乗中の事故に対し十分な補償を受けられるため、ドライブが好きな人は持っておくとよいでしょう。

さらにライフカードのキャッシング枠は最高で200万円です。

旅先で急にお金が必要になったときもすぐにお金を借りられるため、万が一のときもライフカードを持っていると安心です。

国内でのドライブを楽しみたい人や旅先での急な出費に備えたい人は、補償が手厚いライフカード旅行傷害保険付きカードを選びましょう。

ライフカードの基本情報
年会費初年度:無料
2年目以降:1,375円(税込)
申込条件18歳以上(高校生は不可)
利用可能枠〜200万円
ポイント付与レート1,000円=1ポイント
ポイント交換レート170ポイント=1,375円*
※年会費に充てる場合
旅行傷害保険海外:最高2,000万円(自動付帯)
国内:最高1,000万円(利用付帯)
ショッピング保険
追加カード・ETCカード・家族カード
電子マネー・スマホ決済・ApplePay・GooglePay
分割・リボ払い
キャッシング最大200万円*
※年率13.505~18.0%

公式 ライフカードの詳細はこちら

JACCSカードは最高2,000万円の海外旅行保険が自動付帯│年会費は税込1,375円

旧レックスカードのJACCSカードには、最高2,000万円の補償を受けられる海外旅行保険が自動付帯されています。

年会費は税込1,375円。

保険対象者はカード会員のみですが、年会費が安価な割に手厚い補償を受けられます。

JACCSカードに付帯されている海外旅行保険の補償内容は以下のとおりです。

保険の種類補償額
傷害死亡・後遺障害最高2,000万円
傷害治療費用200万円(1事故の限度額)
疾病治療費用200万円(1疾病の限度額)
賠償責任(免責なし)2,000万円(1事故の限度額)
救援者費用200万円(1旅行・保険期間中の限度額)
携行品損害(免責金額1事故3,000円)20万円(1旅行・保険期間中の限度額)
参照元:JACCSカード-海外旅行傷害保険

さらにカードには国内旅行傷害保険も付帯されています。

利用付帯ではあるものの、国内旅行中に事故にあい、死亡したり後遺障害を患ったりした場合、十分な補償を受けられるため安心です。

海外旅行だけではなく国内旅行にも備えたいという人は、JACCSカードを選びましょう。

ネットショッピングが好きな方は効率よくポイントを貯められる

JACCSカードは、普段からネットショッピングを楽しむ人にもおすすめのクレジットカードです。

なぜならJACCSモールを経由してネットショッピングをすることで、効率よくポイントを貯められるからです。

JACCSカードは通常200円につき1ポイントのラブリィポイントが付与されますが、JACCSモールを利用すれば通常ポイントに加えてさらにポイントが加算されます。

以下は、JACCSモールに出店しているネットショップとポイント加算率の一例です。

ショップ名ポイント加算率
楽天0.5%
イオンネットスーパー0.5%
さとふる1.5%
ニッセンオンライン1.5%
DHCオンラインショップ2%
参照元:JACCSモール公式HP

たとえば、「DHCオンラインショップ」で10,000円の買い物をした場合、通常ポイント50ポイントに加えて200ポイント*が加算されます。

※10,000円×2%=200ポイント

10,000円の利用で250ポイントも付与されるため、普段からネットショッピングを楽しむ人は積極的にJACCSモールを利用しましょう。

貯めたラブリィポイントはJデポへの加算がおすすめ

貯めたラブリィポイントを効率よく利用したい人は、Jデポへ加算することをおすすめします。

なぜなら、ラブリィポイント1ポイントにつき1円として利用できる唯一の方法だからです。

Jデポとは、カード利用金額から自動的にJデポ金額分を差し引いて請求する値引きシステムのことで、Jデポ1円分につき1円が請求金額から値引きされます。

参照元:JACCSカード-よくあるご質問

貯めたラブリィポイントをJデポへ加算する場合のレートは1,000ポイント=1,000円なので1ポイント1円の価値としてポイントが使えます。

一方で好きな景品と交換する場合は、1ポイントの価値は1円以下となってしまいます。

たとえば、ギフト券に交換する場合のポイント交換レートは3,300ポイント=3,000円です。

参照元:JACCSカード-ラブリィポイントカタログ

このように好きな景品と交換すると1ポイントの価値が1円以下になってしまうので、効率的にポイントを使いたい人はJデポへ加算しましょう。

なお、JACCSカードを発行する場合はインターネットから申し込みましょう。

インターネット申し込みで、もれなく1,000円分のJデポをもらえます。

ジャックスカードの基本情報
年会費1,375円(税込)
申込条件18歳以上(高校生は不可)
利用可能枠〜100万円
ポイント付与レート1,000円=1ポイント
ポイント交換レート1,000ポイント=1,000円*
※支払いに充てる場合(Jデポへの加算)
旅行傷害保険海外:最高2,000万円(自動付帯)
国内:最高1,000万円(利用付帯)
ショッピング保険
追加カード・ETCカード・家族カード
電子マネー・スマホ決済・ApplePay・QuickPay
分割・リボ払い
キャッシング10〜50万円*
※年率18.0%

DCカードJizileはリボ払い専用カード│年会費無料で最高1,000万円の補償を受けられる

三菱UFJニコスが発行するリボ払い専用カードDCカードJizile(ジザイル)には、最高1,000万円の補償を受けられる海外旅行保険が自動付帯されています。

年会費は永年無料。

保険の対象者はカード会員のみですが、年会費無料で十分すぎる補償を受けられます。

保険の種類補償額
傷害死亡・後遺障害最高1,000万円
傷害治療費用30万円(1事故の限度額)
疾病治療費用30万円(1疾病の限度額)
賠償責任(免責金額1事故1,000円)1,000万円(1事故の限度額)
救援者費用50万円(1旅行・保険期間中の限度額)
携行品損害(免責金額1事故3,000円)10万円(1旅行・保険期間中の限度額)

緊急時には24時間いつでも日本語で相談できる海外アシスタンスサービスのハローデスクを利用しましょう。

ハローデスクは医療機関の紹介やトラブル時の現地警察・保険会社への連絡などを任せられます。

他にもハローデスクは、免税店の紹介やスポーツやイベントなどのチケットの手配、レストランやホテルの予約もできます。

ハローデスクは緊急時や観光の助けになるので、より一層海外旅行を楽しみたい人は積極的にハローデスクを利用しましょう。

DCカードJizile(ジザイル)は効率的にポイントを活用したい人におすすめ

DCカードJizile(ジザイル)は、効率的にポイントを使いたい人におすすめのクレジットカードです。

なぜなら、貯めたポイントを支払いに充てる場合のポイント還元率が1.2%と高いからです。

三菱UFJニコスが発行するクレジットカードは通常1,000円につき1ポイント付与されますが、DCカードJizile(ジザイル)は1,000円につき3ポイント付与されます。

貯めたポイントは1ポイント=4円として支払いに充てられるため、この場合のポイント還元率は1.2%となります。

他にも貯めたポイントは好きな商品やギフト券に交換することも可能です。

ただし、1ポイントの価値は4円未満となる場合が多いため、効率よくポイントを使いたい人は支払いに充てましょう。

DCカードJizileの基本情報
年会費無料
申込条件18歳以上の安定した収入がある人(高校生は不可)
利用可能枠〜100万円
ポイント付与レート1,000円=3ポイント
ポイント交換レート1ポイント=4円*
※支払いに充てる場合
旅行傷害保険海外:最高1,000万円(自動付帯)
国内:☓
ショッピング保険年間100万円まで
追加カード・ETCカード・家族カード
電子マネー・スマホ決済・ApplePay・GooglePay
分割・リボ払い
キャッシング〜50万円*
※年率14.95~17.95%

Ponta Premium Plusの最高補償額は2,000万円│Pontaポイントがどんどん貯まる

Ponta Premium Plusは、ローソンなどの利用でポイントが貯まるPontaカードとクレジットカードの機能が一体化されたカードです。

初年度の年会費は無料で、2年目以降は2,200円(税込)の年会費がかかります。

自動付帯されている海外旅行保険の最高補償額は2,000万円。

保険対象者はカード会員のみですが、万が一のときにも手厚い補償を受けられます。

保険の種類補償額
傷害死亡・後遺障害最高2,000万円
傷害治療費用200万円(1事故の限度額)
疾病治療費用200万円(1疾病の限度額)
賠償責任(免責なし)2,000万円(1事故の限度額)
救援者費用200万円(1旅行・保険期間中の限度額)
携行品損害(免責金額1事故3,000円)20万円(1旅行・保険期間中の限度額)
参照元:JACCSカード-海外旅行傷害保険

Ponta Premium Plusには海外旅行保険以外にも、国内旅行傷害保険が付帯されています。

利用付帯ではあるものの、国内旅行中に事故にあって死亡した場合は1,000万円の補償を受けられるため、国内旅行も安心して楽しめます。

Ponta Premium Plusは、国内外を問わず安心して旅行を楽しみたい人におすすめのクレジットカードです。

Ponta加盟店を利用するとポイントを二重取りできる

Ponta Premium Plusのポイント還元率は1%なので100円の利用で1ポイント付与されますが、Ponta Premium PlusをPonta加盟店で利用するとポイントの二重取りができます。

Ponta加盟店を利用するとクレジットカード利用分に加えて加盟店での利用金額に応じてさらにポイントが加算されます。

以下はPonta加盟店の一例です。

  • ゲオ
  • 昭和シェル石油
  • ケンタッキー・フライド・チキン
  • ピザハット
  • ホテル ルートイン
  • ポンパレモール

参照元:Pontaカード公式HP-提携店・サービス

たとえば、ポンパレモールでポイント還元率3%以上の商品をPonta Premium Plusで決済した場合、ポイント還元率は4%以上となります。

このようにPonta加盟店の利用で効率よくポイントを貯められるため、より多くのPontaポイントを貯めたい人はPonta加盟店を積極的に利用しましょう。

7月・12月はポイントがさらに貯まる

Ponta Premium Plusは7月と12月に月10万円以上利用することで、さらに効率よくポイントを貯められます。

なぜなら月10万円以上の利用で、通常ポイントに加えてボーナスポイントが付与されるからです。

7月と12月に適用されるボーナスポイントの詳細は以下のとおりです。

利用金額ボーナスポイント分通常ポイントとの合算
月10万円以上の利用0.5%還元1.5%還元
月20万円以上の利用1.0%還元2.0%還元

たとえば、12月末の家族旅行で15万円、歳末セールで7万円を決済した場合、以下のポイントが付与されます。

利用金額22万円(15万円+7万円)
通常ポイント2,200ポイント
ボーナスポイント2,200ポイント
12月の付与ポイント4,400ポイント

このように7月と12月はボーナスポイントが加算されるため、効率的にポイントを貯められます。

できるだけ7月と12月に旅行や高額な買い物をして、効率よくポイントを貯めましょう。

Pontaポイントの使い道│Loppiお試し引換券の還元率は1.5~3倍

貯めたPontaポイントは、Ponta加盟店で利用できる他、好きな商品や他のポイント、JALのマイルなどに交換できます。

おすすめはローソンで利用できるLoppiお試し引換券との交換。

Loppiお試し引換券と交換する場合、還元率は1.5〜3倍にアップします。

たとえば、ローソンの「からあげクン」と交換する場合は、1ポイント約2円として利用できます。

からあげクンの価格216円(税込)
Loppiお試し引換券の必要ポイント110ポイント*
※2022年2月の必要ポイント
1ポイントの価値約2円(216÷110=1.96…)
参照元:ローソンでポン活

このようにLoppiお試し引換券との交換でよりお得に利用できるため、ポイントを効率的に使いたい人はLoppiお試し引換券と交換しましょう。

ただし、Loppiお試し引換券には枚数制限があります。

たとえば、2022年2月9日に発券された「からあげクン」の引換券は20万枚です。

参照元:ローソン公式HP-お試し引換券

発券は先着順のため、場合によってはLoppiお試し引換券を発券できません。

このようにPontaポイントをLoppiお試し引換券と交換できない場合もあることを念頭に置いておきましょう。

Ponta Premium Plusの基本情報
年会費初年度:無料
2年目以降:2,200円(税込)*
※年間5万円以上の利用で無料
申込条件18歳以上(高校生は不可)
利用可能枠〜60万円
ポイント付与レート100円=1ポイント
ポイント交換レート1ポイント=1円
旅行傷害保険海外:最高2,000万円(自動付帯)
国内:最高1,000万円(利用付帯)
ショッピング保険
追加カード・ETCカード・家族カード
電子マネー・スマホ決済・ApplePay・QuickPay・Suicaなど
分割・リボ払い
キャッシング〜50万円*
※年率18.0%

ライフカードゴールドは最高補償額1億円の海外旅行保険が自動付帯│家族補償もあり

補償額を手厚くしたい人や家族と海外旅行を楽しみたい人は、ライフカードゴールドを選びましょう。

なぜならライフカードゴールドは、最高補償額1億円の海外旅行傷害保険が自動付帯している上に家族も保険適用となるからです。

家族とはカード会員と生計を共にする配偶者や同居の親族、または別居の未婚の子どもを指しています。

参照元:ライフカードゴールド付帯保険

ライフカードゴールドに付帯されている海外旅行保険の補償内容は以下のとおりです。

保険の種類補償額家族
傷害死亡・後遺障害最高1億円最高1,000万円
傷害治療費用300万円(1事故の限度額)150万円(1事故の限度額)
疾病治療費用300万円(1疾病の限度額)150万円(1疾病の限度額)
賠償責任(免責なし)1億円(1事故の限度額)5,000万円(1事故の限度額)
救援者費用300万円(1旅行・保険期間中の限度額)100万円(1旅行・保険期間中の限度額)
携行品損害(免責金額1事故3,000円)40万円(1旅行・保険期間中の限度額)20万円(1旅行・保険期間中の限度額)
参照元:ライフカードゴールド付帯保険

年会費は11,000円(税込)かかりますが、補償額を手厚くしたい人はライフカードゴールドを発行しましょう。

ライフカードゴールドの付帯サービス│快適かつ安心の旅を提供

ライフカードゴールドには、快適かつ安心して海外旅行を楽しめる以下のサービスが付帯されています。

付帯サービス内容
LIFE CARD GOLD DESKレストランなどの予約、医療機関の紹介など、24時間いつでも日本語で旅のサポートをしてくれる
空港ラウンジサービス国内27空港、ハワイ・ホノルル空港のラウンジを無料で利用できる
リロの旅デスク(旅行予約サービス)通常、割引のない国内・海外ツアーを最大8%オフで申し込める
ライフカード提携弁護士無料相談サービストラブルが生じた際、提携弁護士に無料で相談できる
参照元:ライフカードゴールド公式HP

フライトまでの待ち時間を快適に過ごせる上に、旅先でトラブルにあった場合も弁護士の心強いサポートを受けられます。

さらに手頃な価格で国内外のツアーを楽しめるなど、旅好きには嬉しい割引サービスも付帯しています。

海外旅行を安心して楽しみたい人や手頃な価格で旅を楽しみたい人は、ライフカードゴールドを選びましょう。

ライフカードゴールドは、家族との国内旅行やドライブを楽しみたい人におすすめのクレジットカードです。

ライフカードゴールドには以下の保険が付帯されています
保険内容補償額
国内旅行傷害保険最高1億円*(自動付帯)
※家族は最高1,000万円
ショッピング保険年間200万円まで*
※家族も適用
シートベルト傷害保険(国内のみ適用)最高200万円(自動付帯)
参照元:ライフカードゴールド付帯保険

ライフカード同様シートベルト傷害保険も付帯されているため、ドライブ中の事故などにも備えられます。

他にも、ライフカードゴールドにはロードサービスが付帯されています。

自動車の事故や故障の際、24時間365日いつでも電話一本で現地まで駆けつけてくれるため、より一層安心してドライブを楽しめるでしょう。

家族と共に安心して国内旅行を楽しめる上に、ドライブ時の万が一にも備えられるライフカードゴールド。

本カードが家族との思い出作りの一助となること間違いありません。

ライフカードゴールドの基本情報
年会費11,000円(税込)
申込条件23歳以上の安定した収入がある人
利用可能枠〜200万円
ポイント付与レート1,000円=1ポイント
ポイント交換レート750ポイント=3,000円*
※キャッシュバックする場合
旅行傷害保険海外:最高1億円(自動付帯)国内:最高1億円(自動付帯)
ショッピング保険年間200万円まで
追加カード・ETCカード・家族カード
電子マネー・スマホ決済・ApplePay・GooglePay
分割・リボ払い
キャッシング最大200万円*
※年率13.505~18.0%

公式 ライフカードゴールドの詳細はこちら

dカードGOLDは最高1億円の海外旅行保険付き│ドコモユーザーはお得にポイントを貯められる

dカードGOLDは、最高補償額1億円の海外旅行保険が付帯しています。

1億円の補償を受けるには、旅費や交通費などをdカードGOLDで決済する必要がありますが、未決済の場合も最高5,000万円までの補償を受けられます。

本カードの海外旅行保険は家族も対象です。

家族とは、カード会員の配偶者や19歳未満の未婚の子どもを指しています。

参照元:dカード│海外旅行保険

年会費が11,000円(税込)かかるものの、保険会社の保険に家族全員が加入するよりも手頃な価格で利用できるでしょう。

dカードGOLDに付帯されている海外旅行保険は以下のとおりです。

保険の種類補償額家族
傷害死亡・後遺障害最高1億円*
※カード未決済の場合:傷害死亡時5,000万円、
 傷害後遺障がい時:200万円~5,000万円が限度
最高1,000万円
傷害治療費用300万円(1事故の限度額)50万円(1事故の限度額)
疾病治療費用300万円(1疾病の限度額)50万円(1疾病の限度額)
賠償責任(免責なし)5,000万円(1事故の限度額)1,000万円(1事故の限度額)
救援者費用500万円(1旅行・保険期間中の限度額)50万円(1旅行・保険期間中の限度額)
携行品損害(免責金額1事故3,000円)50万円(1旅行・保険期間中の限度額)15万円(1旅行・保険期間中の限度額)
海外航空便遅延費用特約以下のいずれか高い金額を定額で支払う
・宿泊施設の客室料:3万円
・交通費or旅行サービス取消料:1万円
・食事代:5,000円
・手荷物遅延:3万円
以下のいずれか高い金額を定額で支払う
・宿泊施設の客室料:3万円
・交通費or旅行サービス取消料:1万円
・食事代:5,000円
・手荷物遅延:3万円
参照元:dカード│海外旅行保険

dカードGOLDには、他社のクレジットカードには付帯されていない「海外航空便遅延費用特約」も付帯。

天候不良などによって航空機の発着が遅れた場合の宿泊費なども補償されるため、時期を選ばず好きなタイミングで海外旅行を楽しめます。

ドコモユーザーならポイントで年会費11,000円(税込)の元が取れる

dカードGOLDは年会費が11,000円(税込)かかりますが、ドコモユーザーはポイントで元が取れてしまいます。

通常、dカードGOLDは100円利用すると1ポイント付与されます(ポイント還元率1%)。

しかし、ドコモ利用料金*に限りポイント還元率は10%にアップ。

ドコモ利用料金1,000円ごとに100ポイント付与されます。

※ドコモのケータイ、「ドコモ光」の利用料金が対象

たとえば、毎月のドコモケータイの利用料金が6,000円、ドコモ光の利用料金が4,000円の場合、毎月1,000ポイント付与されます。

年間で12,000ポイント貯められるため、年会費(税込11,000円)の元が取れるのです。

さらに「ドコモでんきGreen」を利用すると利用金額100円につき10ポイント付与されるので、より効率的にポイントを貯められます。

ドコモユーザーはポイントで年会費を低く抑えつつ海外旅行保険の手厚い補償が受けられるので、ドコモのケータイやドコモ光を利用している人はdカードGOLDを選びましょう。

dカードGOLDに付帯されている海外旅行に役立つサービス
付帯サービス内容
VJデスク(旅のサポート)海外旅行時、レストランの紹介などのサポートを日本語で受けられる
空港ラウンジ国内32の空港とハワイ・ホノルル空港ラウンジを無料で利用できる
海外レンタカー割引優待海外で利用できるハーツレンタカーを通常料金の10%オフで利用できる
参照元:dカードGOLD-公式HP

さらにdカードGOLDには国内旅行傷害保険も付帯されています。

dカードGOLDの国内旅行傷害保険は利用付帯ではあるものの、国内旅行中に事故にあって通院や入院をすることになったときは充実した補償が受けられます。

他にもdカードGOLDには年間300万円までのショッピング保険も付帯されているため、購入商品の破損や盗難があったときでも十分な補償を受けられます。

ただし国内旅行傷害保険やショッピング保険の対象者は、カード会員および家族カード所有者に限られています。

そのためdカードGOLDを所有していない家族には保険が適用されないため、必要な場合は他社のクレジットカードや保険会社の保険の加入を検討しましょう。

dカードGOLDの基本情報
年会費11,000円(税込)
申込条件20歳以上の安定した収入がある人(学生は不可)
利用可能枠審査によって異なる
ポイント付与レート100円=1ポイント
ポイント交換レート100ポイント=100円
旅行傷害保険海外:最高1億円*
※自動付帯分5,000万円、利用付帯分5,000万円

国内:最高5,000万円(利用付帯)
ショッピング保険年間300万円まで
追加カード・ETCカード・家族カード
電子マネー・スマホ決済・Apple Pay・iD
分割・リボ払い
キャッシング5〜100万円*
※年率15.00%

快適な旅の実現│海外旅行時に役立つ付帯サービスが豊富なクレジットカード4選

海外旅行時に役立つ付帯サービスが豊富なクレジットカード4選を解説しますが、解説するカードの中には海外旅行保険が利用付帯のクレジットカードもあります。

海外旅行保険が利用付帯のクレジットカードは、旅費などをカード決済しないと補償を受けられないため海外外旅行保険が自動付帯しているカードよりも不便です。

海外旅行保険が利用付帯のクレジットカードは、旅行に役立つサービスが多く付帯されていますが、海外旅行保険の使い勝手があまりよくないということを念頭に置いておきましょう。

快適で優雅な旅を楽しみたい人や宿泊費などを抑えたい人は、以降で解説するクレジットカードの発行をおすすめします。

アメリカン・エキスプレス・カードは海外旅行時に役立つサービスが豊富

券面がグリーンのアメリカン・エキスプレス・カードには、最高補償額5,000万円の利用付帯海外旅行保険が付帯されています。

アメリカン・エキスプレス・カードは、以下いずれかの費用をカード決済した場合に限り保険が適用されます。

  • 空港までの交通費
  • 航空機費用
  • 国際船舶費
  • 旅費(パッケージツアーのみ)

参照元:アメリカン・エキスプレス・カード-旅行傷害保険

アメリカン・エキスプレス・カードの利用付帯海外旅行保険は、カード会員だけではなく家族も適用されます。

家族とは生計を共にする両親や子どもを指しており、家族もカード会員と同等の補償を受けられます。

アメリカン・エキスプレス・カードに付帯されている利用付帯海外旅行傷害保険の詳細は以下のとおりです。

保険の種類補償額家族
傷害死亡・後遺障害最高5,000万円最高1,000万円
傷害治療費用100万円(1事故の限度額)100万円(1事故の限度額)
疾病治療費用100万円(1疾病の限度額)100万円(1疾病の限度額)
賠償責任(免責なし)3,000万円(1事故の限度額)3,000万円(1事故の限度額)
救援者費用200万円(1旅行・保険期間中の限度額)200万円(1旅行・保険期間中の限度額)
携行品損害(免責金額1事故3,000円)30万円(1旅行・保険期間中の限度額)30万円(1旅行・保険期間中の限度額)
参照元:アメリカン・エキスプレス・カード公式HP-旅行傷害保険

アメリカン・エキスプレス・カードには、利用付帯の海外旅行傷害保険以外にも利用付帯の国内旅行傷害保険と年間500万円までのショッピング保険が付帯されています。

国内旅行傷害保険が適用されるのは宿泊費などをカードで決済した場合だけです。

事故にあって死亡した場合や後遺障害を患ったときはもちろんのこと、通院や入院の場合も保険金が支払われます。

カードで決済した場合に限りますが、国内外を問わず万が一の時も十分な補償を受けられるため、安心して旅行を楽しめるでしょう。

さらにアメリカン・エキスプレス・カードには、海外旅行時に役立つサービスが数多く付帯されています。

アメリカン・エキスプレス・カードは13,200円(税込)の年会費を支払う必要がありますが、普段からよく海外旅行に行かれる人は年会費以上のサービスが受けられるでしょう。

アメリカン・エキスプレス・カードに付帯されている海外旅行時に役立つサービスの一例
付帯サービス内容
アメリカン・エキスプレス・トラベル オンライン国内外のホテルや航空券、レンタカーのオンライン予約が可能、
優待料金やポイント特典などカード会員限定の特典もある
HIS アメリカン・エキスプレス・トラベル・デスク電話1本で国内外の旅行の手配ができる
手荷物無料宅配サービス海外旅行の際、出発および帰国時(自宅〜空港間)に
スーツケース1個を無料で配送できる*
※対象空港:羽田空港(第3ターミナル)、成田国際空港、
 中部国際空港、関西国際空港
空港ラウンジの利用国内外29空港の空港ラウンジをカード会員のみならず、
同伴者1人も無料で利用できる
プライオリティ・パス国内外1,200ヶ所以上の空港VIPラウンジを年会費無料で登録できる
海外用レンタル携帯電話の優待海外用レンタル携帯電話のレンタル料を半額(255円→127円)、
通話料を通常の10%割引で利用できる*
※対象空港:成田国際空港、関西国際空港、羽田空港(第3ターミナル)
グローバル・ホットラインレストランの予約から緊急時の支援まで、
海外の旅行先から24時間無料で連絡できる
参照元:アメリカン・エキスプレス・カード公式HP

通常99USドル(2022年2月12日のレートで約11,444円)の年会費がかかる「プライオリティ・パス」を無料で利用できます。

さらに海外旅行で役立つ色々なサービスを利用できることから、年会費以上のサービスが利用できます。

上記表記載のサービス以外にも、ショッピング時の万が一に備えられる「リターン・プロテクション」も付帯されています。

「リターン・プロテクション」とは、購入した商品の返品を購入店が受け付けない場合、アメリカン・エキスプレスへ返却することで、購入金額がカード会員口座に払い戻される*サービスのこと。

※購入から90日以内補償額は1商品につき最高3万円相当額まで

海外でのショッピングに不安がある人でも安心してショッピングが楽しめます。

旅の準備から帰宅まで快適かつ安心が保証されるアメリカン・エキスプレス・カードは、頻繁に海外に行く人や海外旅行好きの人におすすめのクレジットカードです。

アメリカン・エキスプレス・カードの基本情報
年会費13,200円(税込)
申込条件20歳以上の安定した収入がある人(学生は不可)
利用可能枠上限なし
ポイント付与レート100円=1ポイント
ポイント交換レート1ポイント=0.3〜1円(支払いに充てる場合)
旅行傷害保険海外:最高5,000万円(利用付帯)
国内:最高5,000万円(利用付帯)
ショッピング保険年間500万円まで
追加カード家族カード
電子マネー・スマホ決済ApplePay
分割・リボ払い○*
※別途相談必要
キャッシング

セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カードは海外ショッピングでポイント2倍│26歳以下は年会費無料

年会費3,300円(税込)で利用できるセゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カードには、最高補償額3,000万円の海外旅行保険が付帯されています。

利用付帯のため、保険が適用されるのは空港までの交通費や航空機費用、国際船舶費や旅費(パッケージツアー)などをカード払いした場合のみです。

なお、保険対象者はカード会員のみで、家族は補償を受けられません。

セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カードに付帯されている海外旅行保険の詳細は以下のとおりです。

保険の種類補償額
傷害死亡・後遺障害最高3,000万円
傷害治療費用300万円(1事故の限度額)
疾病治療費用300万円(1疾病の限度額)
賠償責任(免責金額1事故1,000円)3,000万円(1事故の限度額)
救援者費用200万円(1旅行・保険期間中の限度額)
携行品損害(免責金額1事故3,000円)30万円(1旅行・保険期間中の限度額)
参照元:セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード-保険のご案内

年会費が安価な割に補償額が充実しています。

特に「傷害治療費用」や「疾病治療費用」が手厚く、万が一のときは300万円までの補償を受けられるため、急な病気やケガにも備えられるでしょう。

他にも、セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カードには以下の保険が付帯されています。

  • 国内旅行傷害保険(利用付帯)
  • ショッピング保険(年間100万円まで)

国内旅行傷害保険が適用されるのは、交通費や宿泊費などを本カードで決済した場合のみ。

公共交通機関の搭乗中に事故にあったり、宿泊施設の火災などによってケガを負ったりした場合、通院費や入院費として保険金が支払われます。

海外旅行だけではなく国内旅行中のケガやショッピング時のトラブルなどにも備えたい人におすすめのクレジットカードです。

海外旅行時に役立つ付帯サービス│26歳以下は年会費無料

セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カードには、海外旅行時に役立つ以下のサービスが付帯されています。

付帯サービス内容
海外ショッピングでポイント2倍海外でのショッピング時に本カードの利用で、
1,000円につき2ポイントの永久不滅ポイントが付与される
国際線利用時の手荷物宅配サービス優待価格空港から自宅までスーツケース1個を100円割引で届けてくれる
コート預かりサービスコート預かりサービスを優待料金*で利用できる
※通常料金の約300円オフ
※対象空港:成田国際空港、中部国際空港、関西国際空港、羽田空港(第3ターミナル)
ハーツレンタカー「ハーツレンタカー」を5〜20%オフで利用できる
海外用Wi-Fi・携帯電話レンタルサービス海外用Wi-Fi・携帯電話レンタルサービスを優待価格で利用できる
参照元:セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード公式HP

特に海外ショッピングでポイント2倍になるサービスは、効率的にポイントを貯めたい人に嬉しいサービスです。

セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カードの通常のポイント還元率は0.5%ですが、海外旅行時のポイント還元率は1%になります。

そのため頻繫に海外に行く人は、効率よくポイントが貯められるでしょう。

他にもセゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カードには海外旅行時に役立つサービスが豊富に取り揃えられています。

26歳以下の人は年会費無料でこれらのサービスが利用できるため、26歳以下で海外旅行好きの人はセゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カードを選びましょう。

セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カードの基本情報
年会費3,300円(税込)*
※26歳以下は無料
申込条件18歳以上(高校生は不可)
利用可能枠上限なし
ポイント付与レート1,000円=1ポイント
ポイント交換レート1ポイント=約5円(ギフト券への交換の場合)
旅行傷害保険海外:最高3,000万円(利用付帯)
国内:最高3,000万円(利用付帯)
ショッピング保険年間100万円まで
追加カードETCカード
電子マネー・スマホ決済・Apple Pay・QuickPay・iD
分割・リボ払い
キャッシング1〜300万円*
※年率12.00〜18.00%

公式 セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス(R)・カードの詳細はこちら

セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードの海外旅行保険の最高補償額は5,000万円│初年度年会費無料

セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カードよりもさらに海外旅行保険の補償額を上げたい人は、セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードを選びましょう。

セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カードと同じく利用付帯ではあるものの、最高5,000万円の補償を受けられる他、家族にも保険が適用されます。

セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードに付帯されている海外旅行保険の詳細は以下のとおりです。

保険の種類補償額家族
傷害死亡・後遺障害最高5,000万円最高1,000万円
傷害治療費用300万円(1事故の限度額)300万円(1事故の限度額)
疾病治療費用300万円(1疾病の限度額)300万円(1疾病の限度額)
賠償責任(免責なし)3,000万円(1事故の限度額)3,000万円(1事故の限度額)
救援者費用200万円(1旅行・保険期間中の限度額)200万円(1旅行・保険期間中の限度額)
携行品損害(免責金額1事故3,000円)30万円(1旅行・保険期間中の限度額)30万円(1旅行・保険期間中の限度額)
寄託手荷物遅延費用10万円10万円
寄託手荷物紛失費用10万円10万円
乗継遅延費用3万円3万円
出発遅延費用3万円3万円

一般的な補償に加えて「乗継遅延費用」なども補償されるのがポイントです。

航空機が遅延して宿泊費や食費などの費用がかかったときに充実した補償を受けられます。

さらに手荷物の遅延・紛失時にも手厚い補償を受けられるため、より一層安心して旅行を楽しめるでしょう。

他にもセゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードには、利用付帯の国内旅行傷害保険と年間200万円までのショッピング保険が付帯されています。

国内旅行傷害保険が適用されるのは、交通費や宿泊費などを本カードで決済した場合だけです。

事故などによって死亡した場合や後遺障害を患ったときはもちろんのこと、通院や手術をした場合も保険金が支払われます。

海外旅行時に役立つ付帯サービス│初年度は年会費無料

セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードには、快適な旅の一助となる以下のサービスが付帯されています。

付帯サービス内容
海外ショッピングでポイント2倍海外でのショッピング時に本カードの利用で、
1,000円につき2ポイントの永久不滅ポイントが付与される
プライオリティ・パス年会費優遇プライオリティ・パス(プレステージ会員)に11,000円(税込)*で登録できる
※通常は約5万円(2022年1月20日のレート)かかる
国際線利用時の手荷物無料宅配サービス空港から自宅までスーツケース1個を無料で届けてくれる
空港ラウンジ国内の33空港、ハワイ・ホノルル空港のラウンジを無料で利用できる
コート預かりサービスコート預かりサービスを優待料金*で利用できる
※通常料金の約300円オフ
※対象空港:成田国際空港、中部国際空港、関西国際空港、羽田空港(第3ターミナル)
ハーツレンタカー「ハーツレンタカー」を5〜20%オフで利用できる
参照元:セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード公式HP

セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード付帯のサービスに加えて、フライトまでの待ち時間を快適に過ごせる空港ラウンジサービスも付帯されています。

このように手厚いサービスが付帯されているセゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードですが、その分年会費は11,000円(税込)と高額です。

しかし、セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードの年会費は初年度が無料です。

セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードは、年会費が11,000円(税込)かかる他社のクレジットカードよりもお得に利用できます。

手厚い補償を受けつつも、なるべく年会費を低く抑えたいという人はセゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードを選びましょう。

セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードの基本情報
年会費11,000円(税込)*
※初年度年会費無料
申込条件20歳以上の安定した収入がある人(学生は不可)
利用可能枠上限なし
ポイント付与レート1,000円=1ポイント
ポイント交換レート1ポイント=約5円(ギフト券への交換の場合)
旅行傷害保険海外:最高5,000万円(利用付帯)
国内:最高5,000万円(利用付帯)
ショッピング保険年間200万円まで
追加カードETCカード
電子マネー・スマホ決済・Apple Pay・QuickPay・iD
分割・リボ払い
キャッシング1〜300万円*
※年率12.00〜18.00%

公式 セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カードの詳細はこちら

楽天プレミアムカードは年会費11,000円(税込)でプライオリティ・パスを利用できる

年会費11,000円(税込)で利用できる楽天プレミアムカードには、カード会員のみに適用される以下の海外旅行保険が付帯されています。

保険の種類補償額
傷害死亡・後遺障害最高5,000万円*
※自動付帯分:4,000万円
 利用付帯分:1,000万円
傷害治療費用300万円(1事故の限度額)
疾病治療費用300万円(1疾病の限度額)
賠償責任(免責なし)3,000万円(1事故の限度額)
救援者費用200万円(1旅行・保険期間中の限度額)
携行品損害(免責金額1事故3,000円)50万円*(1旅行・保険期間中の限度額)
※自動付帯分:30万円 利用付帯分:20万円
参照元:楽天カード-海外旅行傷害保険ガイド

最高5,000万円の補償を受けるには旅費などを楽天プレミアムカードで決済する必要があります。

しかし楽天プレミアムカードで未決済の場合でも最高4,000万円までの補償を受けられるため、非常に使い勝手がよいです。

さらに楽天プレミアムカードには、国内旅行傷害保険が自動付帯しているのも嬉しいポイントです。

万が一、国内旅行中に事故にあって入院したり手術をしたりすることになっても、充実した補償を受けられます。

ただし国内旅行傷害保険が適用されるのは、事故などによってケガをした場合のみです。

仮に国内旅行中に虫垂炎(盲腸)になったとしても、補償は受けられません。

「プライオリティ・パス」のプレステージ会員同等のサービスを受けられる

楽天プレミアムカードは、年会費11,000円(税込)で「プライオリティ・パス」のプレステージ会員同等のサービスを受けられます。

「プライオリティ・パス」とは、世界約1,300ヵ所以上の空港ラウンジ等を利用できる会員サービスのこと。

その中でもプレステージ会員は頻繁に旅行される人向けの会員サービスで、具体的には以下のサービスを利用できます。

  • 「プライオリティ・パス」の年会費無料
  • 世界1,300ヶ所以上の空港ラウンジ利用料無料

通常「プライオリティ・パス」プレステージ会員は429USドルの年会費がかかります。

日本円に換算すると、2022年2月15日のレートで約5万円。

一方で楽天プレミアムカード会員はカードの年会費11,000円(税込)のみで本サービスを利用できるため、大変お得と言えるでしょう。

頻繁に海外に行く人やフライトまでの待ち時間を快適に過ごしたい人は楽天プレミアムカードを選びましょう。

海外旅行時に役立つサービスは少ない

楽天プレミアムカードは年会費11,000円(税込)で「プライオリティ・パス

」のプレステージ会員と同等のサービスを受けられる一方で海外旅行時に役立つサービスは多く付帯されていません。

楽天プレミアムカード付帯の海外旅行時に役立つサービスは以下のとおりです。

付帯サービス内容
空港ラウンジ国内33空港、ハワイ・ホノルル、韓国仁川の空港ラウンジを無料で利用できる
海外旅行時の現地サポート海外旅行時にレストランの予約など、現地サポートを受けられる
参照元:楽天プレミアムカード公式HP

たとえば、手荷物の無料宅配サービスや、ツアーの優待価格サービスなどは付帯されていません。

「プライオリティ・パス」をお得に利用できる一方で、それ以外のサービスは手薄であることを念頭に置いた上で利用を検討しましょう。

楽天プレミアムカードの基本情報
年会費11,000円(税込)
申込条件20歳以上の安定した収入がある人(学生は不可)
利用可能枠〜300万円
ポイント付与レート100円=1ポイント
ポイント交換レート1ポイント=1円
旅行傷害保険海外:最高5,000万円*
※自動付帯分4,000万円、利用付帯分1,000万円

国内:最高5,000万円(自動付帯)
ショッピング保険年間300万円まで
追加カード・ETCカード・家族カード
電子マネー・スマホ決済・Apple Pay・Google Pay
分割・リボ払い
キャッシング1〜90万円*
※年率18.00%

海外旅行が好きな人におすすめ│効率的にマイルを貯められるクレジットカード3選

海外旅行が好きな人におすすめのクレジットカード3選を解説します。

海外旅行や普段の買い物で効率的にマイルを貯めたい人は、以降で解説するクレジットカードを利用しましょう。

付帯されている海外旅行保険の詳細と、効率よくマイルを貯める方法も併せて紹介します。

ソラチカカードはANAマイルを貯められる│Oki Dokiポイントやメトロポイントの獲得も可能

ソラチカカードは「To Me CARD」と「 JCBカード」、「ANAカード」の機能が1つになったクレジットカードです。

初年度の年会費は無料。

2年目からは2,200円(税込)の年会費がかかります。

本カード付帯の海外旅行保険の最高補償額は1,000万円で、カード会員のみが補償を受けられます。

他社のクレジットカード付帯の海外旅行保険よりも補償額は低いですが、自動付帯のため使い勝手が大変よいです。

以下でソラチカカードに付帯されている海外旅行保険の詳細をまとめました。

保険の種類補償額
傷害死亡・後遺障害最高1,000万円
傷害治療費用
疾病治療費用
賠償責任(免責なし)
救援者費用最高1,000万円(1旅行・保険期間中の限度額)
携行品損害(免責金額1事故3,000円)
参照元:ANAカード公式HP-付帯保険

上記表のとおり、補償を受けられるのは「傷害死亡・後遺障害」と「救援者費用」に限られています。

そのため、さらに手厚い補償が必要な人は他社のクレジットカードや保険会社の保険の利用も検討しましょう。

普段の買い物でANAマイルが貯まる│ボーナスマイルも豊富

ソラチカカードはANAカードマイルプラス加盟店で利用することで、効率よくマイルを貯められます。

具体的には、100円もしくは200円につき1マイルが付与されるのです。

以下でANAカードマイルプラス加盟店の一例をまとめました。

  • セブン-イレブン
  • マツモトキヨシ
  • 大丸・松坂屋
  • 高島屋
  • 阪急百貨店
  • 阪神百貨店など

参照元:ANA公式HP-ANAカードマイルプラスで貯める

他にもANAグループ便の搭乗やソラチカカードの継続利用で、以下のボーナスマイルが付与されます。

ボーナスマイル付与要件付与マイル数
入会時1,000マイル付与
継続利用毎年1,000マイル付与
ANAグループ便の搭乗搭乗のたびに「区間基本マイレージ×クラス・運賃倍率×10%」のマイル付与

このようにソラチカカードは航空機の搭乗はもちろんのこと、普段のショッピングやカードの継続利用で効率的にマイルを貯められます。

さまざまなポイントを貯められる│貯めた分はマイルへ移行しよう

普段からソラチカカードを積極的に利用することで、メトロポイントとOki Dokiポイントを同時に貯められます。

具体的には、普段の買い物や水道光熱費などの支払いによってOki Dokiポイントが貯まり、PASMO機能で東京メトロを利用することによってメトロポイントが貯まる*のです。

※メトロポイントを貯めるにはメトロポイントPlus(無料)への加入が必須

貯めたOki Dokiポイントとメトロポイントは、ANAマイルへ移行できます。

各ポイントからANAマイルへの交換レートは以下のとおりです。

メトロポイントからANAマイルへ100ポイント=90マイル
Oki DokiポイントからANAマイルへ(自動移行)5マイルコース:1ポイント=5マイル
10マイルコース*:1ポイント=10マイル
※年5,500円(税込)の利用料金が発生

上記表のとおり、Oki DokiポイントはANAマイルへ自動移行が可能です。

5マイルコースの場合は無料で利用できますが、10マイルコースは年5,500円(税込)の利用料金が発生します。

しかし、10マイルコースのほうが効率よくマイルを貯められるため、比較的カードの利用金額が大きい人や効率よくマイルを貯めたい人は10マイルコースでマイルを貯めましょう。

ソラチカカードの基本情報
年会費初年度:年会費無料
2年目以降:2,200円(税込)
申込条件18歳以上(高校生は不可)
利用可能枠〜300万円
ポイント付与レートOki Dokiポイント:1,000円=1ポイント
メトロポイント:1,000円=5ポイント
ポイント交換レートOki Dokiポイント:1ポイント=3円*
※支払いに充てる場合
メトロポイント:1ポイント=1円*
※PASMOにチャージする場合
旅行傷害保険海外:最高1,000万円(自動付帯)
国内:☓
ショッピング保険年間100万円まで
追加カード・ETCカード・家族カード
電子マネー・スマホ決済・ApplePay・GooglePay・QUIC Pay・PiTaPa・プラスEX
分割・リボ払い
キャッシング〜100万円*
※年率15.00〜18.00%

ANAアメリカン・エキスプレス・カードはANAグループの利用でマイルが貯まる│ボーナスマイルも多い

年会費7,700円(税込)で利用できるANAアメリカン・エキスプレス・カードには、最高3,000万円の補償を受けられる海外旅行保険が付帯されています。

利用付帯のため、空港までの交通費や旅費、旅先での交通費などをカード決済した場合のみ保険適用となります。

カード会員だけではなく生計を共にする両親や配偶者、子どもなども保険対象者となるため、家族旅行を楽しみたい人におすすめするクレジットカードです。

ANAアメリカン・エキスプレス・カード付帯の海外旅行保険の詳細を下記表にまとめました。

保険の種類補償額家族
傷害死亡・後遺障害最高3,000万円最高1,000万円
傷害治療費用100万円(1事故の限度額)100万円(1事故の限度額)
疾病治療費用100万円(1疾病の限度額)100万円(1疾病の限度額)
賠償責任(免責なし)3,000万円(1事故の限度額)3,000万円(1事故の限度額)
救援者費用200万円(1旅行・保険期間中の限度額)200万円(1旅行・保険期間中の限度額)
携行品損害(免責金額1事故3,000円)30万円(1旅行・保険期間中の限度額)30万円(1旅行・保険期間中の限度額)
参照元:アメリカン・エキスプレス・カード公式HP-旅行傷害保険

ANAアメリカン・エキスプレス・カードには、国内旅行傷害保険(利用付帯)も付帯されています。

国内旅行傷害保険が適用されるのは、宿泊費などを本カードで決済した場合のみ。

事故によって死亡した場合や後遺障害を患ったとき、入院や通院をした際に保険金が支払われます。

家族と共に海外旅行を楽しみたい人や国内外を問わず安心して旅行を楽しみたい人におすすめのクレジットカードです。

ANAグループやコンビニの利用でマイルやポイントが貯まる│ボーナスマイルも豊富

ANAアメリカン・エキスプレス・カードは、ANAグループやコンビニなどを積極的に利用することでポイントやマイルを効率よく貯められます。

さらに空港内の店舗や機内での買い物がお得になる優待割引サービスなども付帯しています。

ANAアメリカン・エキスプレス・カードに付帯されているサービスの詳細は以下のとおりです。

付帯サービス内容
ANAアメリカン・エキスプレス提携カード メンバーシップ・リワードANAグループでANA航空券、旅行商品、機内販売品などを購入した場合、
通常ポイントの1.5倍のポイントが付与される
ANAカードマイルプラスANAカードマイルプラス加盟店*の利用で、
通常のポイントに加え、100円につき1マイルが自動加算される
※ファミリーマート、セブン-イレブンなど
空港内店舗「ANA FESTA」5%オフ全国各空港にある「ANA FESTA」(全日空商事空港ショップ)利用時にカードの提示で、
1,000円(税込)以上の買い物(1店舗1回の精算)が5%オフとなる
国内線・国際線の機内販売10%オフANA国内線およびANA・エアージャパン国際線での機内販売品購入時、
カードの提示で10%オフとなる
ANAオンラインショップ「A-style」5%オフANAオリジナル商品や国内外の逸品等を扱う
ショッピングサイト「ANAショッピング A-style」の支払い時にカードの利用で5%オフとなる
参照元:ANAカードマイルプラス加盟店ANAアメリカン・エキスプレス・カード公式HP

他にも、ANAグループ便の利用、本カードの継続利用で以下のボーナスマイルが付与されます。

ボーナスマイル詳細内容
搭乗ボーナスマイルANAグループ便の利用で、通常のフライトマイルに加えて
「区間基本マイレージxクラス・運賃倍率x10%」のボーナスマイルをもらえる
入会ボーナスマイル入会時に1,000ボーナスマイルもらえる
継続ボーナスマイルカードの継続利用で毎年1,000ボーナスマイルもらえる

ANAグループのサービスを頻繁に利用する人はもちろん、そうではない人でも継続利用することで毎年マイルがもらえるため効率よくマイルを貯められます。

ANAグループやコンビニを頻繁に利用する人は、効率的にポイントやマイルが貯められるANAアメリカン・エキスプレス・カードを選びましょう。

ANAアメリカン・エキスプレス・カードの基本情報
年会費7,700円(税込)
申込条件20歳以上の安定した収入がある人(学生は不可)
利用可能枠上限なし
ポイント付与レート100円=1ポイント
ポイント交換レート1ポイント=0.5〜1円(支払いに充てる場合)
旅行傷害保険海外:最高3,000万円(利用付帯)
国内:最高2,000万円(利用付帯)
ショッピング保険年間200万円まで
追加カード家族カード
電子マネー・スマホ決済ApplePay
分割・リボ払い○*
※別途相談必要
キャッシング

JAL CLUB-Aゴールドカードは普段の買い物でJALマイルが貯まる│搭乗ボーナスマイルも手厚い

年会費11,000円(税込)で利用できるJAL CLUB-Aゴールドカードは、最高5,000万円の補償を受けられる海外旅行保険が自動付帯しています。

JAL CLUB-Aゴールドカードに自動付帯している海外旅行保険の対象者はカード会員だけです。

JAL CLUB-Aゴールドカード付帯の海外旅行保険の詳細を下記表にまとめました。

保険の種類補償額
傷害死亡・後遺障害最高5,000万円
傷害治療費用150万円(1事故の限度額)
疾病治療費用150万円(1疾病の限度額)
賠償責任(免責なし)2,000万円(1事故の限度額)
救援者費用100万円(1旅行・保険期間中の限度額)
携行品損害(免責金額1事故3,000円)1旅行につき50万円限度(年間累計額100万円限度)
参照元:JALカード公式HP-海外旅行保険

JAL CLUB-Aゴールドカードには、海外旅行保険以外にも国内旅行傷害保険が自動付帯されています。

国内旅行中に事故や病気で通院や入院をすることになっても、JAL CLUB-Aゴールドカード持っているだけで充実した補償を受けられます。

JAL CLUB-Aゴールドカードは国内外を問わず全ての旅行が保証されるため、旅行好きの人はJAL CLUB-Aゴールドカードを選びましょう。

普段のショッピングでJALマイルが貯まる│ボーナスマイルも充実

JAL CLUB-Aゴールドカードは、普段のショッピングでJALマイルを効率よく貯めたい人におすすめのクレジットカードです。

なぜなら大丸やENEOS、イオンなどJALカード特約店での利用で、通常の2倍のマイルが付与されるからです。

参照元:JALカード特約店

本カードは通常200円の利用で1マイル付与されますが、JALカード特約店の利用時に付与されるマイルは200円につき2マイル。

貯めたマイルは航空券や商品、提携先の電子マネーなどと交換できます。

さらにJAL CLUB-Aゴールドカードはボーナスマイルも充実しています。

具体的には、本カードでJALグループ便の航空券を購入すると、通常のフライトマイルに加えて以下のボーナスマイルがもらえるのです。

入会搭乗ボーナス最大5,000マイル*
※カード発行後初めてのフライトが対象
毎年初回搭乗ボーナス最大2,000マイル
搭乗ごとのボーナスフライトマイル最大25%プラス

普段のショッピングやJALグループ便の利用で効率よくマイルを貯めたい人はJAL CLUB-Aゴールドカードを選びましょう。

JAL CLUB-Aゴールドカードに付帯されている海外旅行時に役立つ主なサービスを下記表にまとめました。

海外旅行時に役立つJAL CLUB-Aゴールドカードの付帯サービス
付帯サービス内容
JAL/JTA機内販売商品の割引機内販売時にJALカードの支払いで、10%割引を受けられる
JALビジネスクラス・チェックインカウンターの利用(JAL国際線利用時に限る)エコノミークラス運賃および特典航空券の利用で、
JALビジネスクラス・チェックインカウンターの利用が可能、スムーズに搭乗手続きできる
空港店舗・免税店での割引サービスJALが提供する空港店舗および免税店を最大10%割引で利用できる
パッケージツアーJALが提供するパッケージツアーを最大5%オフで利用できる
参照元:JALカードCLUB-Aカード

空港内の店舗や機内での買い物をお得に楽しめる他、パッケージツアーも優待価格で利用できます。

さらにエコノミークラス運賃および特典航空券に限りますが、スムーズに搭乗手続きができるのも嬉しいポイントで旅の始まりから終わりまで快適に過ごせます。

JALカードCLUB-Aゴールドカードの基本情報
年会費11,000円(税込)
申込条件18歳以上(高校生は不可)
利用可能枠上限なし
マイル付与レート通常:200円=1マイル特約店の利用:200円=2マイル
マイル交換レート1マイル=1円(提携先のポイントに交換する場合)
旅行傷害保険海外:最高5,000万円(自動付帯)
国内:最高5,000万円(自動付帯)
ショッピング保険
追加カード家族カード
電子マネー・スマホ決済Apple Pay
分割・リボ払い
キャッシング〜100万円*
※年率14.95~20.00%

公式 JAL CLUB-Aゴールドカードの詳細はこちら

クレジットカードと保険会社の海外旅行保険の相違点3つ│保険会社の保険にも加入すべき?

クレジットカードと保険会社の保険では、補償期間と治療費の補償額、補償適用範囲が異なります。

たとえば、クレジットカード付帯の保険では一般的に歯科治療費などは補償されません。

さらにクレジットカード付帯の海外旅行保険は補償期間が90日間とされていることが多く、治療費などの補償額も手薄です。

そのため長期間旅行に行く人や急な病気などに備えたい人は、保険会社の保険にも加入しておいたほうがよいでしょう。

クレジットカードと保険会社の保険の相違点や保険会社の保険に加入したほうがよい人については、以降で詳しく解説します。

クレジットカードと保険会社の海外旅行保険の相違点3つ

クレジットカードと保険会社の海外旅行保険の主な相違点は以下の3つです。

  • 補償期間
  • 治療費などの補償額
  • 保険適用範囲

クレジットカードの補償期間は90日と定められている一方で、保険会社の保険は旅行の日数に関わらず出発から帰宅まで補償を受けられます。

さらにクレジットカード付帯の海外旅行保険は救援者費用や傷害治療費用などが手薄ですが、保険会社の保険の中には上限なしとしているところもあります。

下記表でエポスカードと三井住友海上の個人ベーシックプランT61の補償内容を比較しました。

なお、エポスカードの引受保険会社は三井住友海上です。

保険の種類エポスカード三井住友海上*
※個人ベーシックプランT61
傷害死亡・傷害後遺障害500万円1億円
傷害治療費用200万円(1事故の限度額)1億円
救援費用270万円(1旅行・保険期間中の限度額)1億円
疾病死亡3,000万円
緊急歯科治療費用費用の額×50%
疾病に関する応急治療100万円(1疾病の限度額)300万円
テロ等対応費用10万円
旅行中事故緊急費用*
※航空機の遅延などによって生じた宿泊費など
5万円
賠償責任(免責なし)2,000万円(1事故の限度額)1億円
携行品損害20万円(免責金額1事故3,000円)100万円(免責金額1事故0円)
弁護士費用等100万円
参照元:三井住友海上海外旅行保険三井住友海上海外旅行保険-補償内容エポスカード公式HP-海外旅行傷害保険

全体的にエポスカードの海外旅行保険の補償が手薄であることがわかります。

加えて、補償適用範囲も狭くなっています。

たとえば、虫歯治療費や弁護士費用等は、クレジットカード付帯の海外旅行保険では補償を受けられません。

このようにクレジットカードは保険会社の保険よりも補償期間が短い上に、補償額は手薄で補償適用範囲も狭いです。

クレジットカードと保険会社の保険で迷われている人は、上記3つの相違点を踏まえた上で検討しましょう。

長期間の旅行や病気に備えたい人は保険会社の保険にも加入するほうが安心できる

上述した相違点から長期間旅行に行く人は保険会社の保険にも加入したほうがいいでしょう。

旅行期間が90日以上になる人は、クレジットカードの海外旅行保険では十分に補償を受けられないため、保険会社の保険にも加入しましょう。

さらに盲腸などの急な病気や虫歯などに備えたい人も保険会社の保険に加入したほうがいいでしょう。

なぜなら、一般的に海外は日本よりも治療費が高額だからです。

盲腸・虫垂炎を例に海外の治療費を以下でまとめました。

盲腸・虫垂炎手術入院の都市別総費用
都市総費用
ホノルル2,560,000円
ロサンゼルス1,624,400~2,165,800円
バンクーバー1,108,600~1,773,800円
ロンドン1,302,800~1,737,100円
ウィーン1,273,500円
ローマ1,217,600円
アテネ1,136,500円
マドリード1,014,400円
バリ831,600~884,400円
メキシコシティ758,000~866,300円
パリ860,500円
シンガポール154,800~773,800円
プノンペン649,700円
モスクワ533,900~618,600円
イスタンブール520,900円
バンコク511,000円〜
クアラルンプール234,200円
参照元:日本損害保険協会Q&A-ジェイアイ傷害火災保険株式会社調べ

日本では公的医療保険が適用されるため何百万円もの治療費を請求されることは滅多にありませんが、海外では上記表のとおり高額な治療費がかかります。

クレジットカードの保険では疾病治療時の補償額が十分ではありません。

実際、先に紹介したエポスカードと三井住友海上の疾病治療費用を比較すると、クレジットカードは手薄であることがわかります。

エポスカード三井住友海上*
※個人ベーシックプランT61
疾病に関する応急治療100万円(1疾病の限度額)300万円

急な病気に備えたい人は保険会社の保険にも加入しましょう。

海外では以下のとおり歯科治療費も高額です。

国別の歯科治療費
治療内容日本イギリスフランスドイツスイスアメリカカナダ
根管治療*15,839円92,220 円43,920円14,146円36,601円108,011円 52,764円
歯石除去732円13,630円3,144円1,779円4,626円12,566円6,366円
金属冠(銀歯)9,139円109,330円108,000円66,276円111,732円50,536円
抜歯2,467円5,220円49,225円18,522円38,993円
麻酔321円5,220円1,606円2,807円2,030円
為替レート*21ポンド=174円1ユーロ=106円1ユーロ=106円1スイス・フラン=72円1ドル=122円1カナダ・ドル=79円
※1:根管治療とは、歯の根管の中にある「虫歯に感染した歯の神経」「細菌」「過去に詰めた古い充填材」等を除去していく歯科の治療法のこと
引用元:根管治療-樋口歯科医院
※2:2002年1月1日~6月30日の間に適用される基準外国為替相場および裁定外国為替相場
参照元:首相官邸-医療・介護給付費推計について

クレジットカード付帯の海外旅行保険では歯科治療費の補償を受けられないため、万が一に備えたい人は保険会社の保険にも加入したほうがいいでしょう。

他にも以下の補償を受けたい人は保険会社の保険にも加入しましょう。

  • 疾病死亡
  • テロ等対応費用
  • 旅行中事故緊急費用
  • 弁護士費用等

逆に旅行期間が短期間の場合や最低限の補償のみで十分な人は、クレジットカードに付帯されている海外旅行保険でも十分だと言えます。

旅行期間が短期間であるほど、病気や虫歯、さまざまなトラブルに見舞われる可能性も低いでしょう。

心配な場合は、渡航前に歯科治療を受けるなど事前に対策を講じることをおすすめします。

海外旅行保険付きクレジットカードを発行する際の注意点│保険適用条件を確認しよう

海外旅行保険が付帯されているクレジットカードを発行する際は、保険適用条件の詳細を確認しましょう。

クレジットカード付帯の海外旅行保険には、主に以下の2種類があります。

  • 自動付帯の海外旅行保険
  • 利用付帯の海外旅行保険

自動付帯の海外旅行保険は、カードを所有しているだけで保険が適用されるため大変使い勝手がよいです。

自動付帯の海外旅行保険は、多くの場合年会費が高いクレジットカードに付帯されています。

一方で利用付帯の海外旅行保険は旅費などをクレジットカードで決済した場合のみ、保険が適用されます。

一般的には渡航費や旅先でのショッピングなど、海外旅行中に一度でもカード決済をすると保険が適用されますが、中にはパッケージツアー*を利用した場合のみ、保険が適用される場合もあります。

※パッケージツアーとは

目的地や日程などがあらかじめ旅行会社によって設定されているツアーのこと

カードによって保険適用条件が異なるため、利用付帯のカードを発行する際は必ず保険適用条件の詳細を確認しましょう。

なお、クレジットカードに海外旅行保険が付帯されていても、治療費などは利用者が先払いする必要があります。

上述したとおり、海外の治療費は日本よりも高額です。

手持ちが少なくて治療費を支払えない不安がある人は「キャッシュレス診療サービス」、もしくはキャッシングサービスを利用できるクレジットカードを発行しましょう。

おすすめクレジットカード15選のキャッシュレス診療サービス、およびキャッシングサービスの有無を下記表にまとめました。

カード名キャッシュレス診療サービスキャッシングサービス
エポスカード
エポスゴールドカード
ライフカード
ライフカードゴールド
JACCSカード
DCカード Jizile
Ponta Premium Plus
dカードGOLD
アメリカン・エキスプレス・カード
セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード
楽天プレミアムカード
ソラチカカード
ANAアメリカン・エキスプレス・カード
JAL CLUB-Aゴールドカード

2枚以上の海外旅行保険付きクレジットカードの所有で補償額アップ│補償期間も延長できる

補償期間や補償額を充実させたい人は保険会社の保険に加入するほかに、海外旅行保険付きのクレジットカードを2枚以上発行することもおすすめします。

なぜなら、補償額が合算される上にクレジットカードの使い方次第では補償期間も延長できるからです。

海外旅行保険付きのクレジットカードを2枚以上発行した場合の補償額や補償期間を延長する方法について以降で詳しく解説します。

海外旅行保険付帯カード2枚以上の発行で補償額がアップ│死亡保障には制限あり

海外旅行保険が付帯されているクレジットカードを2枚以上発行すると、それぞれの保険の補償額が合算され補償額がアップします。

2枚以上のクレジットカードを所有することで補償額が合算される旨は、エポスカードの公式HPにも記載があります。

保険金額は合算され、各カードに付帯する保険金額に応じて按分されます。ただし、支払い保険金は損害額が上限となります。

引用元:エポスカード-海外旅行傷害保険

ただし、死亡傷害や後遺障害の補償額は合算対象外。

この場合は一番補償額が大きい保険が適用されます。

エポスカードの公式HPには、死亡傷害や後遺障害の補償額は合算対象外である旨も記載されています。

保険金額は合算されず、最高保険金額が限度となり、各カードに付帯する保険金額に応じて按分されます。

ただし、法人カードとそれ以外のカードの場合は、法人カードとそれ以外のカード各々の最高保険金額の合計額が限度となります。

引用元:エポスカード-海外旅行傷害保険

たとえば、エポスカードとライフカードを所有しているとしましょう。

それぞれのカードに付帯されている海外旅行保険の補償額は以下のとおりです。

保険の種類エポスカードライフカード
傷害死亡・後遺障害最高500万円最高2,000万円
傷害治療費用200万円(1事故の限度額)200万円(1事故の限度額)
疾病治療費用270万円(1疾病の限度額)200万円(1疾病の限度額)
賠償責任(免責なし)2000万円(1事故の限度額)2,000万円(1事故の限度額)
救援者費用100万円(1旅行・保険期間中の限度額)200万円(1旅行・保険期間中の限度額)
携行品損害(免責金額1事故3,000円)20万円(1旅行・保険期間中の限度額)20万円(1旅行・保険期間中の限度額)

仮に旅先で事故に遭い後遺障害が残ってしまった場合は、補償額が大きいライフカードの保険が適用され、2,000万円の保険金を受け取れます。

しかし、ケガをして治療を受けた場合はそれぞれの補償額が合算され、傷害治療費用として400万円の受け取りとなります。

このように海外旅行保険付きのクレジットカードを2枚発行すると、傷害死亡・後遺障害以外の補償額をアップさせられます。

補償額に不安を感じる人は、海外旅行保険付きのクレジットカードを2枚以上発行することも検討しましょう。

保険会社の補償額は死亡傷害・後遺障害も合算対象

海外旅行保険付帯のクレジットカードを所有している他、保険会社の保険にも加入している場合、死亡傷害および後遺障害の場合も補償額が合算されます。

死亡傷害および後遺障害の場合も補償額が合算される旨は、DCカード Jizileの「保険ご利用のしおり」にも記載されています。

死亡・後遺障害保険金

クレジットカード付帯保険のお支払い金額と、任意加入保険のお支払い金額の合算金額とします。

参照元:保険ご利用のしおり-三菱UFJニコス

たとえば死亡傷害の最高補償額500万円のエポスカードを所有しているほうが、海外旅行に伴って、死亡傷害の最高補償額5,000万円の保険会社の保険に加入したとしましょう。

この場合、死亡傷害によって受け取れる補償額は最高5,500万円となります。

後遺障害の場合も同様です。

クレジットカード付帯の海外旅行保険の死亡傷害、および後遺障害の補償額に不安を感じる人は、保険会社の保険の加入を検討しましょう。

90日以上の旅行にも備えられる│補償期間を延長するコツ

90日以上海外旅行に行く人は、海外旅行保険付帯のクレジットカードを2枚以上発行することで補償期間を延長できます。

補償期間を延長する方法は以下のとおりです。

  1. 海外旅行保険が自動付帯されているカードと利用付帯のカードを発行する
  2. 90日後、旅先で利用付帯のカードを利用する

上記の方法を利用すると、はじめの90日間は2枚のカードの保険が適用されます。

90日目以降に保険が適用されるのは利用付帯のカードのみ。

90日目以降は補償額が下がってしまいますが、必要最低限の補償だけあればいいという人には有効な方法だと言えるでしょう。

ただし、この方法を利用する場合は、利用付帯のカードの保険適用条件を事前に確認することが必須。

なぜならクレジットカードの中には旅先での決済は保険適用外となるものもあるからです。

利用付帯のクレジットカードを発行する際は、旅先で決済した場合も保険適用となるクレジットカードを選んで発行しましょう。

海外旅行保険付きクレジットカードの保険金請求方法│必要書類についても解説

クレジットカードに付帯されている海外旅行保険の一般的な保険金請求方法は以下のとおりです。

  • 引受保険会社に保険金を請求する旨の連絡を入れる
  • 必要書類を集めて引受保険会社に提出する

上記の手順を踏んだあと、保険会社にて保険金の支払いに必要な確認ができ次第、保険金が振り込まれます。

クレジットカードに付帯されている海外旅行保険の保険金請求方法について、以下で詳しく説明します。

引受保険会社に保険金を請求する旨の連絡を入れる

保険金請求事項が発生した場合は、なるべく早く引受保険会社もしくはカードインフォメーションセンターに連絡を入れましょう。

なぜなら、事故が発生した日から30日以内に保険金の請求手続きをする必要があるからです。

保険金の請求手続きを事故発生日から30日以内に行わないといけない旨は、JACCSカードの公式HPにも記載されています。

トラブル(事故、病気、賠償責任や携行品の盗難など)に巻き込まれた場合、事故発生の日から30日以内に以下のような手続きで保険金をご請求ください。

参照元:JACCSカード-海外旅行傷害保険

そのため、保険金請求事項が発生した場合は、速やかに引受保険会社に連絡を入れましょう。

先に紹介したおすすめクレジットカード15選の引受保険会社および保険金請求先は以下のとおりです。

カード名引受保険会社保険金請求先
エポスカードエポスゴールドカード
三井住友海上火災保険株式会社0120-11-0101
JACCSカードPonta Premium Plus三井住友海上火災保険株式会社0120-075830
ライフカードライフカードゴールドあいおいニッセイ同和損害保険株式会社0120-668-057
DCカード Jizile

東京海上日動火災保険株式会社0120-789-701
dカードGOLD東京海上日動火災保険株式会社0120-619-360
ソラチカカード東京海上日動火災保険株式会社03-5537-3590
JAL CLUB-Aゴールドカード(Mastercard)東京海上日動火災保険株式会社0120-789-701
JAL CLUB-Aゴールドカード(JCB)損害保険ジャパン日本興亜株式会社0120-258-554
アメリカン・エキスプレス・カードANAアメリカン・エキスプレス・カード損害保険ジャパン日本興亜株式会社0120-234586
セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード損害保険ジャパン日本興亜株式会社0120-661-676
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード損害保険ジャパン日本興亜株式会社0120-130-242
楽天プレミアムカード楽天損害保険株式会社0120-829-126

海外旅行保険が付帯されているクレジットカードを複数枚所有している人や、保険会社の保険にも加入している人は、その旨も併せて伝えましょう。

必要書類を集めて引受保険会社に提出する

引受保険会社に保険金を請求する旨の連絡をしたあとは、必要書類を揃えます。

中には旅先で入手しなくてはならない書類もあるため、事前に確認しましょう。

JACCSカードを一例に、保険金請求に必要な書類を下記表にまとめました。

保険金の種類必要書類
※(現地)記載の書類は現地での手配が必須
死亡保険金・死亡診断書(現地)
・事故証明書(現地)
・除籍謄本
・委任状
・戸籍謄本
・保険金請求書
・パスポートのコピー
後遺障害保険金・事故証明書(現地)
・後遺障害診断書
・保険金請求書
・パスポートのコピー
治療費用保険金・医師の診断書*(現地)
・治療費の明細書や領収書(現地)
・事故証明書(現地)
・保険金請求書
・パスポートのコピー
※保険金支払いの対象外
救援者費用保険金・事故証明書(現地)
・支出を証明する書類(現地)
・保険金請求書・パスポートのコピー
携行品損害保険金・事故証明書(現地)
・損害品証明書
・損害額を証明する書類
・保険金請求書
・パスポートのコピー
賠償責任保険金・医師の診断書(現地)
・治療費の明細書や領収書(現地)
・事故証明書(現地)
・示談書(現地)
・示談金領収書(現地)
・損害額を立証する書類(現地)
・保険金請求書・パスポートのコピー
参照元:JACCSカード-海外旅行傷害保険

必要書類の提出後、保険金支払いに必要な確認が終わり次第、指定口座に保険金が振り込まれます。

海外旅行に行く際は、海外旅行保険が付帯されているクレジットカードを発行し、安心かつ快適な旅を楽しみましょう。