楽天銀行スーパーローンの審査に通りにくい人とは?審査基準や審査の流れについて

楽天銀行スーパーローンは、楽天銀行の口座がなくてもインターネットからの手続きだけで申し込める大変利便性が良い銀行カードローンです。

銀行カードローンの審査は比較的厳しいといわれますが、楽天会員ランクに応じて審査が優遇される可能性があります。

しかし必ずしも全ての楽天会員が楽天銀行スーパーローンの審査優遇を受けられるとは限らないことを覚えておきましょう。

それでも、楽天銀行スーパーローンを利用する利点は大きいです。

本記事では、楽天銀行スーパーローンの審査基準や申込条件、楽天銀行スーパーローンの審査に通りにくい人について解説します。

この記事でわかること
  • 楽天銀行スーパーローンに申し込めるのは20〜62歳の安定した収入がある人
  • 他社からの借入額や借入件数が多い人は、楽天銀行スーパーローンの審査に通りにくい
  • 過去5年以内に金融事故を起こした人や、一度に数社に申し込んだ人は楽天銀行スーパーローンの審査に通りにくい
  • 過去6ヶ月以内に楽天銀行スーパーローンに申し込んだ人は審査に通らない
  • 楽天銀行スーパーローンの審査結果は最短即日に通知される
  • 楽天銀行スーパーローンの申し込みから融資を受けるまでの目安期間は約1週間
楽天銀行スーパーローンの基本情報
借入限度額最大800万円
利率年1.9〜14.5%
申込条件満年齢20歳以上62歳以下の方※1
日本国内に居住している方(外国籍の方は、永住権または特別永住権をお持ちの方)
お勤めの方で毎月安定した定期収入のある人、または、専業主婦の人
楽天カード株式会社またはSMBCファイナンスサービス株式会社の保証を受けることができる人※2
保証人不要
融資までの目安日数最短翌日
借入方法・口座への振り込み
・インターネット
・提携ATM
・電話
返済方法・口座からの振替
・インターネット
・提携ATM
※1 但し、パート・アルバイトの方、及び専業主婦の方は60歳以下
※2 楽天銀行が認めた場合は不要です

公式 楽天銀行スーパーローンの詳細はこちら

楽天銀行スーパーローンの審査に通るには保証会社の審査に通らなくてはならない

楽天銀行スーパーローンに申し込み、審査落ちした時に届いたメール

楽天銀行スーパーローンは、楽天カード株式会社とSMBCファイナンスサービス株式会社が保証会社になります。

楽天銀行スーパーローンは、どちらかの保証会社の審査に通れば利用が可能です。

楽天カード株式会社では申込者の返済能力の有無を重要視しているため、楽天銀行スーパーローンの審査は申込者の収入や借入状況が重視される傾向にあります。

楽天銀行スーパーローンは申込条件を満たしていないと審査に通らない

楽天銀行スーパーローンの申込条件である20〜62歳の安定した収入がある人であれば、カードローンの審査が受けられます。

申し込み条件から、以下に該当する人は楽天銀行スーパーローンの審査に通りません。

  • 20歳未満の人
  • 63歳以上の人
  • 61歳以上のパートやアルバイト、専業主婦
  • 安定した収入がない人
  • 過去6ヶ月以内に申し込んだ人

配偶者に十分な収入があると認められれば、主婦も楽天銀行スーパーローンと契約できます。

ただし生活保護を受けている人は、楽天銀行スーパーローンと契約できません。

なぜなら生活保護費は課税対象ではないため、収入として認められないからです。

生活保護費が課税対象ではない旨は、生活保護法の第57条に記されています。

生活保護法 第五十七条-被保護者は、保護金品及び進学準備給付金を標準として租税その他の公課を課せられることがない。

引用:e-gov法令検索-生活保護法

生活保護費が足りなくて困っている人は、生活福祉資金貸付制度などの取り扱いがある市役所などの公的機関の貸付制度を利用しましょう。

楽天銀行スーパーローンの審査に通りにくい人とは?

楽天銀行スーパーローンの明確な審査基準は非公開ですが、以下で解説する項目のいずれか1つでも該当する人は、楽天銀行スーパーローンの審査に通りにくいと人だといえます。

楽天銀行スーパーローンの審査に通りにくくなる5つの条件
  • 他社借入額が年収の3分の1を超える人
  • 他社借入件数が4件を上回る人
  • 過去5年以内に返済遅延などの金融事故を起こしたことがある人
  • 一度に数社の金融機関に申し込んだ人
  • 過去6ヶ月以内に楽天銀行スーパーローンに申し込みした人

楽天銀行スーパーローンの審査に通りたいからといって、虚偽の申告をしても信用情報を照会すれば他社借入金額や免許証番号、滞納履歴など全て把握されます。

虚偽の申告した場合、楽天銀行スーパーローンと契約できないことはもちろんのこと、最悪の場合は訴えられる可能性もあるので、申し込みの際は正確な情報を入力しましょう。

そのため、名前のフリガナ一つ間違えただけで楽天銀行スーパーローンの審査にかかる時間が大幅に伸びたり、審査に落ちるという可能性も高くなります。

他社借入額が年収の3分の1を超える人は楽天銀行スーパーローンの審査に通りにくい

他社借入額が年収の3分の1を超える人は、楽天銀行スーパーローンの審査に通りにくくなります。

なぜなら、全国銀行協会がカードローン審査の厳格化に向けた申し合わせを公表した2017年3月以来、多くの銀行は、融資の上限額を年収の3分の1に定めています。

そのため、楽天銀行スーパーローンも年収の3分の1以上の借り入れは困難です。

既に他社で年収の3分の1程度の借り入れをしている人は、楽天銀行スーパーローンの審査に通らない可能性があります。

他社借入件数が4件を超える人は楽天銀行スーパーローンの審査に通りにくい

楽天銀行スーパーローンは他社の借り入れがあっても契約は可能ですが、他社からの借入件数が多い場合は、楽天銀行スーパーローンの審査に通りにくくなります。

楽天銀行スーパーローンの審査に通らない他社借入件数は公表されていませんが、他社からの借り入れが4件以上の人は楽天銀行スーパーローンの審査に通らない可能性が高いでしょう。

なぜなら、他社借入があってもカードローンの審査に通りやすいと言われている中小消費者金融キャッシングのフタバでも、申込条件として他社借入数を4社以内としているからです。

このことから他社からの借入件数が4件以上の人は、おまとめローンを取り扱っている金融機関の利用を検討しましょう。

また、当社では、過度の借入から消費者の皆様を守るため、他社でのお借入は4社以内の方が対象です。

引用元:キャッシングのフタバ公式HP

過去5年以内に返済遅延などの金融事故を起こしたことがある人は楽天銀行スーパーローンの審査に通りにくい

写真はCICの信用情報。携帯電話の分割払いも登録される

過去5年以内に返済遅延などの金融事故を起こしたことがある人は、楽天銀行スーパーローンの審査に通りにくくなります。

金融事故とは、銀行や消費者金融等でお金を借りて、返済の大幅な遅れや返済が不可能な状態になった場合に、その情報が信用情報機関に登録されることです。

信用情報機関に登録される金融事故の情報には、クレジットカードの支払いやスマホの分割払いの滞納、奨学金の滞納も金融事故の対象になります。

参照元:CICが保有する信用情報

金融機関からの借入状況や返済などの情報は、以下の信用情報機関に5年間登録されます。

  • 全国銀行個人信用情報センター(KSC)
  • 株式会社日本信用情報機構(JICC)
  • 株式会社シー・アイ・シー(CIC)

つまり過去5年以内の金融事故は、楽天銀行スーパーローンの審査段階で全て把握されてしまうということです。

過去に返済遅延などの金融事故を起こしたことがある人は、金融事故歴が消えるのを待ってから楽天銀行スーパーローンに申し込みしましょう。

一度に数社のカードローンに申し込みした人は楽天銀行スーパーローンの審査に通りにくい

一度に数社の金融機関に申し込みをした人も楽天銀行スーパーローンの審査に通りにくくなります。

なぜなら、一度に複数社のカードローンに申し込みする人は返済能力が低いのではないかと楽天銀行スーパーローンの審査担当者に疑われるからです。

信用情報機関にはカードローンの申込情報も登録されるため、一度に数社のカードローンを申し込んだ事実は、必ず楽天銀行スーパーローンの審査担当者に把握されます。

一度に複数社のカードローンに申し込みをすると最悪の場合、銀行や大手消費者金融を問わず、ほとんどのカードローン審査に通らない可能性が高くなります。

本当にお金に困っていたとしても、一度に数社の金融機関にカードローン申し込みをするのは止めましょう。

過去6ヶ月以内に楽天銀行スーパーローンに申し込みをした人は審査に通らない

過去6ヶ月以内に楽天銀行スーパーローンに申し込みした人は、楽天銀行スーパーローンの審査に通りません。

楽天銀行スーパーローンの公式ホームページにも過去6ヵ月以内に申し込みした人は、申し込みを受け付けないと記されています。

過去6ヶ月以内にお申込をされたお客さまのお申込はご遠慮いただいております。

引用元:楽天銀行スーパーローン(カードローン・ローン)の審査について

過去6ヶ月以内に楽天銀行スーパーローンに申し込みしたことは、信用情報機関に登録されている情報から必ず楽天銀行スーパーローンの審査担当者に把握されます。

過去6ヵ月以内に楽天銀行スーパーローンに申し込みした人は、6ヶ月以上時間を空けてから申し込みするのが最適です。

楽天銀行スーパーローンの審査の流れを解説!審査結果が通知されるのは最短即日

楽天銀行スーパーローンに申し込みした後に実施される審査までの流れを見てみましょう。

楽天銀行スーパーローン審査の流れ
  1. 申し込み完了後、楽天銀行スーパーローンの審査が開始される
  2. 仮審査結果がメールで通知される
  3. 在籍確認の電話が会社にかかってくる
  4. 電話で楽天銀行スーパーローンの契約内容が確認される
  5. 郵送または楽天銀行アプリで本人確認書類や必要書類を提出する
  6. 最終審査(本審査)結果がメールで通知される

申し込みした後、申し込み時の情報をもとに仮審査が開始します。

楽天銀行スーパーローンの仮審査と最終審査結果は、申込時に入力したメールアドレス宛に届きます。

ただし審査状況によっては、審査中に楽天銀行から本人確認や年収など、申し込みフォームで入力した情報を確認するための電話連絡がかかってくることがあります。

審査中に楽天銀行から電話がかかってくるのは、在籍確認が取れない場合や申込情報の確認をするためなので、楽天銀行スーパーローンの審査に落ちたわけではありません。

楽天銀行スーパーローンの審査中にかかってくる電話は、申し込みした情報を確認するための電話であるため、審査中に楽天銀行から電話連絡があっても落ち着いて対応しましょう。

楽天銀行スーパーローンにおける最終審査の結果は最短即日に分かるが土日は審査がおこなわれない

楽天銀行スーパーローンの場合、最終審査の結果は早ければ、申し込み当日にメールで通知されます。

審査結果の案内方法について最短当日〜2営業日のお時間をいただいております。

引用元:楽天銀行スーパーローン公式HP

ただし土日は、楽天銀行スーパーローンは審査を実施していません。

そのため、土日に申し込みした場合は、最終審査の結果が翌営業日にメールで通知されます。

楽天銀行スーパーローンの審査が実施されるのは平日のみ

楽天銀行スーパーローンの審査がおこなわれる時間帯は、平日の9時から19時半までです。

申し込みした時間帯によっては、審査結果が分かるまでに数日を要する場合もあります。

例えば、金曜日の19時半以降に楽天銀行スーパーローンを申し込んだ場合、土日を挟むので最終審査の結果がメールで通知されるは、最短でも翌週月曜日の午前中になります。

他にも勤務先が休みで在籍確認ができない場合は、最終審査の結果のメール通知が更に遅くなる場合があります。

つまり申し込みする時間帯だけではなく、在籍確認や本人確認書類提出の遅れでも、最終審査結果のメール通知が遅くなるということです。

楽天銀行スーパーローンの申し込みを検討している人は、最終審査の結果がメール通知されるまで数日かかる場合もあることを念頭に置いて申し込みをしましょう。

楽天銀行スーパーローンの在籍確認は平日の9時〜19時半の間に電話がかかってくる

楽天銀行スーパーローンは審査の過程で在籍確認をするために、審査担当者から勤務先に電話がかかってきます。

楽天銀行スーパーローンからかかってくる在籍確認の電話は、申込者が正社員だけではなく、パートやアルバイトでも勤務先に連絡が入ります。

楽天銀行スーパーローンから在籍確認の電話がかかってくるのは、楽天銀行の営業時間である平日9時から19時半の間です。

申込者が楽天銀行スーパーローンの審査担当者に、在籍確認の電話をかける時間帯を指定することはできません。

ただし楽天銀行の営業時間内であれば、勤務先の営業時間内に在籍確認の電話をかけてもらうように指定は可能です。

例えば、飲食店勤務で勤務先の営業時間が13時から23時までの場合、事前に楽天銀行スーパーローンのオペレーターに電話に出れる時間帯を伝えておきます。

楽天銀行オペレーターの対応時間が9時から17時までなので、楽天銀行スーパーローンの審査担当者から13時から17時の間に在籍確認の電話が勤務先にかかってきます。

仮に勤務先と楽天銀行の営業時間が大きく異なる場合は申し込みが完了した後、すぐオペレーターに電話をかけて、勤務先の営業時間内に在籍確認の電話をかけてもらうように伝えましょう。

勤務先にかかってくる在籍確認の電話では、審査担当者が個人名を名乗るため、楽天銀行スーパーローンからの電話だとは気付かれません。

ただし在籍確認の電話を取った人が、どちら様ですか?と問い正したときには、やむを得ず楽天銀行ですと社名を名乗る場合もあります。

そのため在籍確認の電話で楽天銀行であると知られたくない人は、申し込みが完了した後すぐにオペレーターに電話をかけて、銀行名を名乗らないよう伝えておきましょう。

楽天銀行スーパーローンは本人確認書類を郵送で提出すると時間がかかる!早く融資を受けたい人は楽天銀行アプリを活用しよう

楽天銀行スーパーローンの仮審査に通知した後は、契約内容の確認や在籍確認を取り、最後に本人確認書類を提出するという流れになります。

楽天銀行スーパーローンへ本人確認書類を提出する時は、郵送もしくは楽天銀行のアプリでおこないます。

楽天銀行スーパーローンへ本人確認書類を郵送で提出する場合、楽天銀行が書類を確認できるのは早くても翌日以降になります。

そのため、本人確認書類を郵送で提出すると、最終審査の結果がメールで通知されるまでに時間がかかり融資も遅れます。

少しでも早く楽天銀行スーパーローンから融資をしてほしい人は、楽天銀行のアプリを使いインターネットで本人確認書類を提出しましょう。

楽天銀行のアプリから本人確認書類を提出する方法
  1. 楽天銀行アプリを起動する
  2. 楽天銀行スーパーローンをタップする
  3. 受付番号と生年月日を入力する
  4. 提出物を選択する
  5. 提出する本人確認書類の種類と提出方法を選択する
  6. ガイダンスに沿って撮影をする
  7. メンバーズデスクの初回ログインパスワード設定する
  8. 本人確認書類提出の完了

本人確認書類をスマホのカメラで撮影する際は、氏名ほか必要な情報がわかるよう鮮明に撮りましょう。

最終審査通過後に楽天銀行スーパーローンから最短即日融資を受る方法

楽天銀行スーパーローンの最終審査に通過した後に、楽天銀行スーパーローンのカードが発行されます。

楽天銀行スーパーローンのカードは、自宅に届くまで数日がかかります。

最終審査に通過した後、すぐお金を借りたい人は振込融資を依頼し金融機関の口座へ、最短で即日融資が可能です。

振込融資でお金を借りたい人は申込時に振込融資ご希望金額の入力欄へ、借りたい金額を入力しておきましょう。

楽天銀行スーパーローンに申し込みする前に知っておきたい4つのポイント

楽天銀行スーパーローンに申し込みする前に知っておきたい、4つのポイントについて解説します。

楽天銀行スーパーローンに申し込みする前に知っておきたい3つのポイント
  • 申し込みから融資を受けるまでの目安は約1週間
  • 融資を受けられる金額が借入希望額よりも少なくなる可能性がある
  • ゆうちょ銀行やローソン銀行など引き落とし口座に指定できない金融機関がある
  • 楽天会員ランクがダイヤモンド会員でも審査に落ちる場合がある

楽天銀行スーパーローンでお金を借りたいと考えている人であれば、事前に把握しておきたいポイントです。

楽天銀行スーパーローンは申し込みから融資を受けるまでの目安は約1週間

楽天銀行スーパーローンは即日で審査が完了し融資できる場合があるものの、申し込みから融資を受けるまで目安は約1週間です。

楽天銀行スーパーローンの公式サイトでは、最短で申し込んだその日のうちに融資を受けられると謳っています。

審査の時間、審査結果の案内方法について最短当日〜2営業日のお時間をいただいております。
お申込、お手続きの状況等により数日間かかる場合もあります。

引用元:楽天銀行スーパーローン

しかし楽天銀行スーパーローンは、土日に在籍確認や最終審査を実施していません。

他にも銀行の営業時間外は入金されない場合を考慮すると、申し込んだその日のうちに融資を受けられる可能性は極めて低くなります。

楽天銀行スーパーローンで借り入れを検討している人は、申し込みから融資を受けるまでに約1週間かかる場合があることも知っておきましょう。

楽天銀行スーパーローンは受けられる融資金額が借入希望額よりも少なくなる場合がある

楽天銀行スーパーローンは、審査結果によって融資金額が借入希望額よりも少なくなる場合があります。

楽天銀行スーパーローンは年収の3分の1を目安に融資をおこなうため、年収が少ない人や他社からの借り入れが多い人は、借入希望金額より少ない融資金額となる可能性があります。

例えば年収が90万円の人であれば、融資金額は30万円となると考えましょう。

他にも年収が300万円の人でも他社からすでに80万円の借り入れがある場合であれば、楽天銀行スーパーローンからは20万円程度の融資となります。

楽天銀行スーパーローンで借り入れを検討している人は、年収から借りられる金額を考え、希望する金額が融資されるか事前に確認してみましょう。

融資金額が足りない場合は楽天銀行スーパーローンに増額申請をしよう

融資金額では足りない人は、楽天銀行スーパーローンを数ヶ月利用した後で、増額申請をしましょう。

楽天銀行スーパーローンは、個人の信用でお金を貸しています。

個人の信用はカードローンを利用するほど上がり、借りられる限度額の引き上げに繋がります。

つまり融資金額が足りなくても、数ヶ月後に増額申請することで希望する金額を借り入れできる可能性があるということです。

したがって、最初は融資金額が足りなくても落胆せず、個人の信用を上げて限度額を増額するために数ヶ月間は楽天銀行スーパーローンから借り入れするなど頻繁に利用しましょう。

ただし頻繁に利用しても、返済遅延などで信用を得られなければ、増額申請は通りません。

限度額を増額したい人は借り入れだけでなく、毎月きちんと返済することが大切です。

楽天銀行スーパーローンはゆうちょ銀行やローソン銀行など引き落とし口座に指定できない金融機関もある

楽天銀行スーパーローンはゆうちょ銀行やローソン銀行など、引き落とし用の返済口座に登録できない金融機関があります。

引き落とし口座に登録できない金融機関
  • ゆうちょ銀行
  • ローソン銀行
  • 大和ネクスト銀行
  • GMOあおぞらネット銀行

自分の銀行口座が上記4銀行の人は、引き落とし口座として登録できる金融機関の口座を開設してから、楽天銀行スーパーローンに申し込みしましょう。

参照元:楽天銀行カードローン公式HP-カードローンご返済方法について

他にも返済日によって、登録できない金融機関もあります。

返済日が1日と20日の場合
登録できない金融機関
返済日が12日の場合
登録できない金融機関
auじぶん銀行静岡中央銀行
沖縄海邦銀行
商工組合中央金庫

返済口座に登録できない金融機関だけでなく、返済日も含め事前に確認しておきましょう。

楽天会員ランクがダイヤモンド会員でも審査に落ちる場合がある

楽天銀行スーパーローンは楽天会員ランクに応じて審査を優遇するとあります*が、ダイヤモンド会員であっても審査に落ちる場合があります。

※必ずしもすべての楽天会員さまが審査の優遇を受けられるとは限りません。

当サイトの管理人も過去に2度、ダイヤモンドとプラチナランクで申し込みしましたが、楽天銀行スーパローンの審査に落ちました。

楽天銀行スーパーローンの審査に落ちた時のメール通知

審査に落ちた時は他社ローンの返済も遅れなく支払っており、カードローンの審査に影響する信用情報上でも事故歴もない状態で申し込みしました。

楽天銀行スーパーローンの審査で落とされた理由として、可能性が高い原因は以下2つが挙げられます。

  • 他の銀行カードローンで既に100万円の借り入れしていた
  • 消費者金融の利用限度額に枠が残っており50万円ほど借りることができる状態だった
  • 年収を超える過剰融資にあたると判断された

管理人の年収は350万円、借り入れできる金額と合わせ、150万円の借り入れができる状況にありました。

プロミスで利用可能額が50万円までありました

銀行カードローンの過剰融資は金融庁でも実態調査がおこなわれており、年収の3分の1を超える融資に対し改善を促している背景から、楽天銀行スーパーローンも融資に慎重となった印象を受けます。

参照元:銀行カードローンの実態調査結果 – 金融庁

つまり他社からお金を借りているだけでなく、追加借り入れできる状態であったことから、新規融資が年収から返済能力を超える過剰融資と判断されたということです。

他社のローンからお金を借りている人は返済を進める、利用限度額の枠がある人は減額もしくは解約してから申し込みすることで、審査通過率を上げられる可能性があります。

楽天銀行スーパーローンの借入方法と返済方法を解説

楽天銀行スーパーローンの借入方法は銀行振込など4種類があり、自分の都合に合わせて利用できます。

返済方法は毎月決まった返済日に口座から最低返済額の金額で引き落しされます。

楽天銀行スーパーローンの最低返済額は2,000円ですが、返済額は借入残高によって決まります。

最低返済額以上の返済は振り込みや提携ATMから追加返済できるため、お金に余裕がある時は多めに支払うことも可能です。

では、楽天銀行スーパーローンの借入方法と返済方法について詳しく見ていきましょう。

楽天銀行スーパーローンから借り入れする4つの方法

楽天銀行スーパーローンから借り入れする方法は、以下の4つです。

  • メンバーズデスクから借り入れ
  • 電話で借り入れ
  • 楽天銀行の提携ATMで借り入れ
  • 銀行振込で借り入れ

ただし提携ATMで借り入れする場合は、スーパーローンカードが必要となります。

スーパーローンカードは契約後、最短翌営業日に簡易書留で発送されるため、最短でも受け取りに2日はかかります。

Q.楽天銀行スーパーローンカードはいつ届きますか?
A.ご成約いただいた翌営業日に簡易書留にて発送いたします。
年末年始・ゴールデンウィークなど一部発送日が異なる場合がございます。

引用元:楽天銀行スーパーローン-カードローンの疑問・質問にお答えします

そのため、スーパーローンカードが手元にない場合は、銀行振込で借り入れする以外に即日融資をしてもらう方法がありません。

楽天銀行スーパーローンの最終審査完了後、すぐに借り入れしたい人は、申し込みする際に振込融資ご希望金額の項目に借入希望金額を入力しましょう。

メンバーズデスクで借り入れする方法

メンバーズデスクとは、楽天銀行スーパーローンの会員専用オンラインサービスのことです。

メンバーズデスクは、パソコンやスマートフォンからログインするだけで借り入れや増額申請、取引履歴の確認など多くのサービスが利用できます。

パソコン、スマートフォンでメンバーズデスク経由で借り入れする手順は、以下のとおりです。

パソコンを使ってメンバーズデスクで借入する手順
  1. メニュー欄から「融資のお申込」を選択する
  2. 借入希望金額を入力する
  3. 確認画面で申込内容を確認し「この内容で申込む」を押す

スマートフォンで手続きする場合は、入力手順が異なるものの操作はかんたんです。

スマートフォンを使ってメンバーズデスクで借入する手順
  1. メイン画面で借入希望額を入力する
  2. 「融資を申込む」を選択する
  3. 確認画面で申込内容を確認して「申込む」を押す

メンバーズデスクで借り入れを申し込みすると、楽天銀行スーパーローンから登録口座に振り込みされます。

楽天銀行の口座を受取口座に登録しておけば、即時振込が可能であるため、24時間365日すぐにお金が借りられます。

一方で楽天銀行以外の口座を登録した場合、メンバーズデスクで借り入れを申し込みしても、翌営業日まで入金を確認できない場合があります。

いつでもすぐに楽天銀行スーパーローンからお金を借りたい人は、楽天銀行の口座を登録しましょう。

電話で楽天銀行スーパーローンから借入する方法

楽天銀行スーパーローンは、24時間365日いつでも電話で借り入れを申し込みできます。

電話で楽天銀行スーパーローンに借入を申し込む手順
  1. 0120-730-115に電話をかける
  2. 「2#」を押す
  3. オペレーターに借入したい旨を伝える
  4. オペレーターの案内に沿って必要情報を伝える

ただし即日に振り込みしてもらうためには、9:00〜20:30までに申し込みが必要です。

20:30以降に電話で申し込んだ借り入れは、早くても翌日の振り込みとなります。

楽天銀行以外の口座を登録している人は、電話で借り入れを申し込みした日時によっては、金融機関の翌営業日まで入金の確認ができない場合もあります。

急ぎで楽天銀行スーパーローンから借り入れしたい人は、即時振込に対応している楽天銀行を登録口座にするか、または提携ATMを利用しましょう。

提携ATMで楽天銀行スーパーローンから借り入れする方法

楽天銀行スーパーローンは、コンビニやメガバンク、商業施設などに設置されている楽天銀行と提携しているATMから借り入れも可能です。

参照元:楽天銀行スーパーローン公式サイト-カードローン提携ATMのご案内

提携ATMは全国に10万台以上あり、スーパーローンカードをATMに挿入し借入希望金額を入力するだけで誰でも簡単にお金が借りられます。

楽天提携ATMで融資を受ける手順
  1. 楽天銀行スーパーローンのカードを挿入する
  2. 「ご出金(借入)」を選択する
  3. 暗証番号を入力する
  4. 引き出し金額を入力し確認する
  5. 返済方法を選択する
  6. 内容を確認した上で「確認」を押す
  7. ローンカードと明細書、お金を受け取る

楽天銀行スーパーローンは、提携ATMから返済する場合は手数料がかかりません。

ただし提携ATMから借り入れするときは手数料が有料となる場合があり、以下の手数料が発生します。

楽天銀行提携ATM利用時の手数料
借入金額手数料
1万円以下110円(税込)
1万円超220円(税込)

楽天提携ATMから借り入れする1回分の手数料は少額ですが、何度も提携ATMから借る入れを繰り返すと手数料だけでも大きな出費となります。

繰り返しスーパーローンカードを使いATMからお金を借りる予定がある人は、以下の手数料が無料となる提携ATMを積極的に利用しましょう。

手数料が無料のコンビニやメガバンクのATM一覧
  • 三井住友銀行
  • みずほ銀行
  • セブン銀行
  • ローソン銀行
  • イオン銀行
  • Pat Sat(ステーションATM)
  • 東京スター銀行
  • 北都銀行
  • 栃木銀行
  • 愛知銀行
  • 名古屋銀行
  • 高知銀行
  • 富山銀行
  • 大光銀行
  • きらぼし銀行
  • E-net*(コンビニATM)

※手数料が無料のコンビニ:ファミリーマート、サークルKサンクス、ミニストップなど

銀行口座への振り込みで楽天銀行スーパーローンから借り入れする方法

楽天銀行スーパーローンは、指定した銀行口座へ振り込みすることで借り入れも可能です。

銀行口座へ振り込む場合であれば、楽天銀行スーパーローンの最終審査に通り次第、すぐにお金を借りられます*。

※申込時に振込融資ご希望金額の項目に借入希望金額の入力が必要。
※最終審査に通過した後に楽天銀行から電話がかかってくる電話で手続きが必要。

ただし、審査通過の結果が出たタイミングや指定した口座によっては、すぐに融資を受けられない場合もあります。

例えば、最終審査の結果が金曜日の17時に受け取った場合で、指定した振込口座が楽天銀行以外の場合です。

楽天銀行から指定する金融機関の口座へ借入金額の振込処理は実施されますが、振り込み先の入金処理が翌営業日となる場合は月曜日に入金が反映します。

したがって、楽天銀行スーパーローンの審査通過の結果が通知されるタイミングや、指定した振込先の金融機関によっては、すぐに借り入れできない場合があります。

少しでも早く楽天銀行スーパーローンからお金を借りたい人は、24時間365日いつでも即時振込が可能な楽天銀行を指定口座にしましょう。

楽天銀行スーパーローンの返済日と返済方法について

楽天銀行スーパーローンの返済は、原則銀行口座からの引き落としされます。

具体的には毎月指定された日に、指定額分が銀行口座から引き落とされるのです。

楽天銀行スーパーローンの返済日や最低返済額、随時返済をする方法について以下で詳しく解説します。

楽天銀行スーパーローンの返済日は4つの候補から選べる!27日に指定できるのは楽天銀行口座のみ

楽天銀行スーパーローンの返済日は申し込みの際、以下4つの候補日から好きな日にちを選びます。

楽天銀行スーパーローンの4つの返済日
  • 1日
  • 12日
  • 20日
  • 27日

給料日の翌日以降に返済日を設定するなど、支払いやすい日を選択しましょう。

ただし毎月27日は、楽天銀行口座を引き落とし口座に指定した人に限り有効です。

楽天銀行以外の口座を引き落とし口座にした人は月の1、12、20日の中から返済日を選択します。

他にも返済日が決められている金融機関の口座もあり、選ぶことができません。

返済日が定められている金融機関の口座
銀行名返済日
auじぶん銀行12日
静岡中央銀行
沖縄海邦銀行
商工組合
中央金庫
1日もしくは20日

返済が滞らないためにも、確実に引き落としできる金融機関の口座を解説しておくのも一つの方法です。

楽天銀行スーパーローンの毎月の最低返済額は2,000円!毎月の返済額は融資残高によって決まる

楽天銀行スーパーローンで毎月に支払う最低返済額は2,000円ですが、返済額は融資残高によって変動します。

例えば、30万円を借り入れた場合の最低返済額は5,000円ですが、返済を進めて半年後に融資残高が10万円未満になった場合であれば、7ヶ月目以降は2,000円に返済額が下がります。

融資残高に応じた毎月の返済額
融資残高毎月の返済額
10万円以内2,000円
10万円超30万円以内5,000円
30万円超50万円以内10,000円
50万円超100万円以内15,000円
100万円超150万円以内20,000円
150万円超200万円以内30,000円
200万円超250万円以内35,000円
250万円超350万円以内40,000円
350万円超400万円以内45,000円
400万円超500万円以内50,000円
500万円超600万円以内60,000円
600万円超700万円以内80,000円
700万円超800万円以内100,000円
参照元:楽天銀行スーパーローン ご返済額

融資残高によって返済額設定が下がるのは支払う負担が減る反面、完済までの期間が長期化します。

例えば、楽天銀行スーパーローンで30万円を年14.5%で借り入れした場合、最低返済額のまま支払い続けると、返済回数は160回となり完済まで13年以上かかります。

30万円借り入れて最低返済額だけ返済した場合は返済回数160回で完済まで13年以上かかる
適用利率年14.5%
借入金額30万円
返済回数160回
総返済額573,569円
引用元:楽天銀行スーパーローン-返済シミュレーション

結果として、楽天銀行スーパーローンへ支払う総返済額は借入金額の約1.9倍に膨らみます。

早く完済したい人や返済総額を減らしたい人は、お金に余裕がある時に最低返済額以上の金額を随時返済するなど積極的に返済しましょう。

楽天銀行スーパーローンで随時返済する方法!お金に余裕があるときに追加返済をしよう

随時返済とは、毎月の引き落としとは別に最低返済額以上の金額を追加返済することです。

返済期間が延びるほど利息は膨れ上がり総返済額も多くなるため、お金に余裕がある時は随時返済することをおすすめします。

随時返済の方法は以下、3つがあります。

  • メンバーズデスクを利用した返済
  • 楽天銀行提携ATMでの返済
  • 銀行振込での返済

では、それぞれの随時返済について詳しく説明します。

メンバーズデスクを利用する場合は1円単位での返済が可能

メンバーズデスクを利用し随時返済をする場合は、1円単位の返済ができるだけでなく返済手数料は無料で可能、原則24時間365日いつでも随時返済できます。

スマートフォンやパソコンからメンバーズデスクにログインし、インターネット返済の画面より手続きします。

ただしメンバーズデスクから随時返済ができるのは、楽天銀行スーパーローンのインターネット返済に対応している金融機関のみです。

返済口座として登録している金融機関でインターネットバンキングの登録を済ませた上で、メンバーズデスクにログインし随時返済をしましょう。

楽天銀行の提携ATMであれば1,000円単位で随時返済が可能

全国に10万台以上ある楽天銀行の提携ATMであれば、原則1,000円単位で随時返済が可能です。

提携ATMで返済する時の手数料は無料であり、手順は以下となります。

  1. ローンカードを挿入する
  2. 「ご入金(返済)」を選択する
  3. 暗証番号を入力する
  4. 投入金額を確認し入金する
  5. ローンカードと明細書を受け取る

画面に表示される手順に沿って手続きすればよいので、よく利用するローソンやセブンイレブンなどコンビニエンスストアがあれば、手軽に返済できます。

銀行振込で随時返済する場合の振込手数料は自己負担となる

楽天銀行スーパーローンは銀行振込でも随時返済が可能であり、原則1,000円単位で返済できます。

銀行振込で楽天銀行スーパーローンに返済する場合は、以下の手順となります。

  1. 楽天銀行カードセンター*(0120-730-115)に電話をして返済口座の番号を聞く
  2. 指定された口座に返済したい金額を振り込む

※電話受付日時:平日の9:00〜21:00

ただし銀行振込で随時返済をする際は、利用する金融機関の振込手数料が発生します。

手数料が惜しい人は、メンバーズデスクや楽天銀行の提携ATMを利用して随時返済をしましょう。

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