ここでは、これから妊娠・出産を予定している方が保険に入る前に知っておきたい基礎知識や選び方のポイント、おすすめの医療保険を紹介します。
医療保険に加入するなら妊娠前と妊娠後どちらが良い?
妊娠・出産のために医療保険への検討をするなら、妊娠前のタイミングがおすすめです。
なぜなら、妊娠前に医療保険に加入することで選べる保険が圧倒的に多く、異常分娩も保障対象になるからです。
妊娠発覚後ではそもそも保険に加入できなかったり、加入できたとしても加入日から1年が経過しないと保障対象にならないことが多いため、加入時点で判明している妊娠や出産に関連する治療が保障の対象外にされたりすることがあります。
妊娠週数が進むほど、妊娠に関する病気や異常分娩などが保障される保険を見つけるのは難しいことが現状です。
妊娠後では加入できる保険が制限されてしまうため、妊娠・出産に備えて保険に入るなら妊娠前に加入しましょう。
これから妊娠予定の方におすすめの医療保険
下記にこれから妊娠・出産を予定されている方におすすめの医療保険を紹介します。
コープ共済「たすけあい 女性コース」
保険料が月額2,000円のコースでは、「入院1日目から日額5,000円」が保障され、女性がかかりやすい病気で入院の場合は「プラス日額3,000円」と手厚い保障が人気の理由のひとつです。
手術給付金は4万円と他社の5万円より少なめですが、満期となる64歳まで保険料が一定のため手軽な掛け金で安心保障を受けることができます。
スマートプラス「母子保険 はぐ」
1番新しく新設されたスマートプラスの「母子保険 はぐ」は、月額950円から始められる女性向け医療保険です。
月額2,990円の標準サポートプランなら、入院手術以外にも切迫流産や切迫早産で自宅安静になった場合も一時金として1万円が保障されます。
さらに、産後うつや育児うつになってしまった場合でも3,250円の通院一時金を受け取れるため、入院手術のリスクが高い妊娠中から出産後のあらゆるもしもに対応できます。
保険加入と保障に関するよくある質問
以下に医療保険への加入と保障に関するよくある疑問を紹介します。
- Q出産時の入院や手術はどのような内容が保障対象に含まれますか?
- A
帝王切開・吸引分娩・鉗子分娩・切迫早産・切迫流産・子宮頸管裂傷縫合術などの異常分娩が対象です。ただし、異常分娩であるかは医師の診断書で判断するため、必ず保障対象になるとは言い切れないことはあらかじめご了承ください。
- Q第1子出産時に帝王切開をしていますが、今回の入院や手術は保障対象になりますか?
- A
保障内容に制限を受ける場合があります。保険会社によって加入可能な妊娠時期は異なるため、確認が必要です。
- Q妊娠悪阻による入院は保障の対象になりますか?
- A
妊娠悪阻により入院した場合は、保障対象となることがあります。ただし、すべての医療保険が対象になるわけではないため、保障内容をよく確認してから加入しましょう。
- Q持病やケガの通院がある場合は医療保険に加入できますか?
- A
持病があっても加入できる場合があります。申し込み時に回答された健康状態に関する告知情報を基に、加入有無の審査を保険会社が行うため、まずは問い合わせをしましょう。現在の健康状態によって一般的な保険の加入が難しい場合であっても、他の保険会社では加入できる可能性もあるため、諦めずに探すことをおすすめします。
※本文中の内容は2022年11月現在の情報です